東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

安倍晋三は喜劇役者かヒ-ルか

2017-06-25 08:52:28 | 加計問題

 安倍首相がまた大衆の笑いをとった。例の加計学園の問題で次のような趣旨の発言をしたという。『獣医師会の圧力で開校を一つにしぼったが、それが問題なら複数の開校を認めても良い』といったらしい。彼は発狂したか、これで吉本興行の芸人のように国民の笑いがとれると思ったか。あるいは馬鹿な国民、マスコミはこれで騙せると詐欺師的才覚を発揮したのか。

 彼の発言は『加計学園の承認は既成事実として動かさない。さらにもう一つ認めるから、この問題をうやむやにして頂戴』ということであろう。

一つにしぼることが問題じゃないんだよ。安倍君。ご友人の大学にだけ認める様に操作したと疑われていることが焦点だよ。一番説明すべきは国民の疑惑をはらす様に説明することだよ。

 閣議決定の四条件というのがあるらしいし、最初から応募者を不当に制限してはならない。そして公正明朗な審査過程で候補者を絞って行けば良い話である。条件を満たせば一つ、二つと言わず三つでも四つでもいいということではないか。

 大変な資金援助、経済的な優遇が、そういう審議過程に曖昧な問題を抱えた対象に与えられることが問題なのだ。大体特区というの自前で起業する資金があり、立派な計画もあるのに政府の規制で起業出来ない人たちに機会を与えるということだろう。加計学園にそれだけの資金があるのか。あるいは自力で資金調達が出来ると証明したのか。

 森友の土地取得でも不可解な値引きがあり、加計学園では数十億円にのぼる土地の無償提供がある。そんなところに排他的に便宜を与えるのは国民に対する背任犯罪行為であるからこそ、問題になっているのが分かっているのか。

 


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