ヒズボラがベイルートで勝利宣言を行った。ナスララ師は、大衆を前にアジテーションを行った。死者の数ではイスラエルより圧倒的に多い、レバノ
ンが勝利宣言をしてイスラエルは作戦を巡って内部告発などあっていまだに紛糾している。
非同盟諸国会議は、イランの核開発を支持し、米国の単独行動主義を批判し、過度のグローバル化に対する途上国の結束強化を呼びかけている。中国やロシアはアメリカの提案する、イラクへの経済制裁に非協力的である。イランの石油開発に多額の投資を行っている日本は、イラクへの経済制裁などできるわけないだろう。北朝鮮が、核兵器用のプルトニウムを増産すると明言していた。
9.11から5年経った今起きているこれらの行動は、いずれもアメリカの力の政策の結果に他ならない。ブッシュは、ハイ、ヌーンのケーン保安官をいまだに演じている気分から脱していない。大衆に支持されなくとも、自らは正義のために戦っている・・・と思っているらしい。
確かにアメリカは、軍事に限らず科学分野などでは、世界の最高水準を行く部門が少なくない。ところが、BSEに関しては全く興味を示さない。日本はゼロリスクなど無理だなどとする論理を取り込んで、ギュードンヤを取り込んでアメリカに追従するばかりである。