そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

軍事産業の育成・活性を期待する日本初の「防衛装備品展示会」開催(新党憲法九条支持!)

2015-05-14 | 安倍晋三
武器輸出三原則を壊して、「防衛装備品移転三原則」を作った安倍晋三である。兵器を防衛装備品と言い代えて、軍事産業の育成を目指すものである。
5月13日から3日間の日程で、防衛装備品の展示会が行われる。「The MAST Asia 2015」と銘打ったイベントが、「パシフィコ横浜」で開催される。防衛関係の国際会議・展示会が日本で開催されるのは初めてである。
安倍晋三の「積極的平和主義」推進などの動きを反映して開催されたものであると、「The MAST Asia 2015」を企画した、イギリスの民間団体MASTコミュニケーションズの代表が述べている。
森本敏元防衛大臣が議長として会議の開幕を宣言し、中国の軍事的脅威に対抗すしなければならないと述べた。主催者のウォーレン・エッジCEOも、「海外からの参加者にとっては、日本との取り引きや、今後の研究開発につながるよい機会にると期待している」と述べ、軍事産業の活性を促す発言をした。このイベントは、兵器の輸出の奨励に留まらず、政治的な位置づけが明確であることが判る。中国の海洋進出に悪罵を投げるが、これでは中国を単に刺激するだけである。
明らかにこれまで日本が行ってきた平和への頑なまでの姿勢がなくなってきている。これこそ、安倍の言う、積極的平和主義と称する戦争主義である。
日本人が作り出した武器で、日本の自衛隊員が殺害されるようなことが現実味を帯びてきたと言える。

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