ほぼ毎日書かれている「澤藤統一郎の憲法日記」が面白い。安倍晋三は澤藤氏の教え子である。今日の「ポツダム宣言もカイロ宣言も、つまびらかにしない総理」は、首相の知的レベルの低さを知るのにい機会であるから、関心のある方は是非一読されるようお勧めします。共産党の志位氏の質問に答えられず、醜態をさらす日本の最高権力者の原点をみることが出来る。
昨日の党首討論は論議になっていない。論議がかみ合っていないのではなく、多くの場面で安倍晋三は回答ができなかったのである。岡田克也民主党代表は、内心集団的自衛権を認めてもいいような発言もあったが、安倍は外国の領土・領空・領海には行かないと回答した。これを引き出したのは収穫であろう。
ホルムズ海峡は、公海がない部分があり、ここでの機雷掃討はできないことになり、熱心に例に挙げていた後方支援もできなくなる。政府の安保法制(戦争法)は空論である。
三要件を満たせば武力行使が可能と、長妻民主党副代表には答えていた。しかし今回は、三要件があるから限定的な武力行使に留まると回答している。
安倍は何度も派兵はしないという言葉を繰り返している。しかも、必要最小限を繰り返している。そんな戦争などあるはずがない。敵は攻めてこない敵は好都合である。戦争は敵の弱いところを攻めるのが基本である。
当然現地での日本に自衛隊が攻撃対象になる。更には、日本そのものが攻撃の対象になるのである。
リスクが高まるという岡田代表の質問には、意味不明の言葉を羅列して回答すらしなかった。この部分の安倍の答弁は何度聞いても良く解らない。法文に書いてあるというのであるが、状況に対する質問であることが安倍は理解できなかったようである。
アメリカ議会で秋までには、戦争法を国会通過させると述べていたことへ、松野維新の党代表の質問には、しっかりした論議をやりましょうと答えただけである。先人たちは、PKO法案ですら3国会の審議を経ている、という言葉にも無回答である。
国際社会が求める平和活動を行うのは当然のことであるというなら、現在の法律の範囲内で十分である。集団的自衛権行使容認などとして、アメリカの戦闘を支持する法案を作ることすら間違っている。
共産党の志位委員長の、あの戦争の善悪について問われたが、ポツダム宣言の条文には回答できなかった。戦争についての善悪の区別もつけない。質問に反論すらできない醜態を晒した。ポツダム宣言は読んでいないようだったが、世界が世界制覇を目指した戦争であったと結論している。なのに安倍は回答を拒んだ。出来なかった。内心ポツダム宣言など押し付けと思っていいるからである。時間的な制約があり「自国の戦争すら善悪の判断できない首相に、アメリカの戦争の善悪など判断できるはずがない」と結論付けられ終わった。
要するに安倍晋三は、正面から回答することは全くなかった。先日稲田朋美はアホであると書いたが、安倍晋三も同様である。まともな論戦にもならない。
(九条の会の大江健三郎氏の呼びかけで、安倍を呼び捨てにしています。新党憲法九条を支持しています。)
ホルムズ海峡は、公海がない部分があり、ここでの機雷掃討はできないことになり、熱心に例に挙げていた後方支援もできなくなる。政府の安保法制(戦争法)は空論である。
三要件を満たせば武力行使が可能と、長妻民主党副代表には答えていた。しかし今回は、三要件があるから限定的な武力行使に留まると回答している。
安倍は何度も派兵はしないという言葉を繰り返している。しかも、必要最小限を繰り返している。そんな戦争などあるはずがない。敵は攻めてこない敵は好都合である。戦争は敵の弱いところを攻めるのが基本である。
当然現地での日本に自衛隊が攻撃対象になる。更には、日本そのものが攻撃の対象になるのである。
リスクが高まるという岡田代表の質問には、意味不明の言葉を羅列して回答すらしなかった。この部分の安倍の答弁は何度聞いても良く解らない。法文に書いてあるというのであるが、状況に対する質問であることが安倍は理解できなかったようである。
アメリカ議会で秋までには、戦争法を国会通過させると述べていたことへ、松野維新の党代表の質問には、しっかりした論議をやりましょうと答えただけである。先人たちは、PKO法案ですら3国会の審議を経ている、という言葉にも無回答である。
国際社会が求める平和活動を行うのは当然のことであるというなら、現在の法律の範囲内で十分である。集団的自衛権行使容認などとして、アメリカの戦闘を支持する法案を作ることすら間違っている。
共産党の志位委員長の、あの戦争の善悪について問われたが、ポツダム宣言の条文には回答できなかった。戦争についての善悪の区別もつけない。質問に反論すらできない醜態を晒した。ポツダム宣言は読んでいないようだったが、世界が世界制覇を目指した戦争であったと結論している。なのに安倍は回答を拒んだ。出来なかった。内心ポツダム宣言など押し付けと思っていいるからである。時間的な制約があり「自国の戦争すら善悪の判断できない首相に、アメリカの戦争の善悪など判断できるはずがない」と結論付けられ終わった。
要するに安倍晋三は、正面から回答することは全くなかった。先日稲田朋美はアホであると書いたが、安倍晋三も同様である。まともな論戦にもならない。
(九条の会の大江健三郎氏の呼びかけで、安倍を呼び捨てにしています。新党憲法九条を支持しています。)
羅臼港
春誓い羅臼港