そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

睡眠障害とかで国会でずる休みした斡旋利得罪の男、甘利明を入閣させる?

2018-09-26 | 安倍晋三

何もかも時間が経てば忘れてしまう、寛容な日本人である。甘利明という男が、『絵にかいたような斡旋利得罪』を問われて、大臣は辞任した。

以下は週刊文春の記事である。甘利明は
『大臣室で、業者から、URとの補償交渉についての相談や依頼を受けて対応し、その場で現金を受領したという信じ難い事実である。甘利氏が自らと秘書の金銭受領を認めたこと、その直後に、UR側が、甘利事務所との12回にわたる接触を認めたことで、この件が「あっせん利得罪」等の犯罪に該当するのではないかが現実の問題となった。
甘利氏は、1月28日に行った記者会見で、大臣室での50万円を含め合計100万円の自らの現金受領と、秘書が500万円を受領したことを認めた上、大臣を辞任した。「口利き」の依頼者側が、面談や金銭授受の場面を録音していると報じられたことから、その録音記録に反しない範囲で最大限自己に有利な説明をしようとしたが、どうしても現金授受は否定できなかったということであろう。
大臣室で、業者から、URとの補償交渉についての相談や依頼を受けて対応し、その場で現金を受領したというのであるから大臣辞任は当然である。甘利氏が自らと秘書の金銭受領を認めたこと、その直後に、UR側が、甘利事務所との12回にわたる接触を認めたことで、私(郷原信郎)は、甘利氏をめぐる問題を、「絵に描いたようなあっせん利得」と表現した。』

甘利明は、「男の美学」と称して大臣を辞任した。辞任した途端に、「睡眠障害」になり、国会どころか、行方不明になったままであった。ところが不起訴処分になった途端に、4ヶ月も休んだ国会にも顔を出すようになり、社会復帰している。典型的な詐病である。男の美学は聞いてあきれるが、政治責任もどこ吹く風、厚顔無恥も良いところである。
この甘利明が、自民党総裁選挙で安倍晋三の選挙地味総長を務めたのである。日本テレビに登場して、国会議員は近くで石破を見ているから、国会議員の票が重要だというのである。一般党員の45%の石破の獲得票を否定したのである。石破の善戦を認めなかった。それどころか大臣時代地方を創生しなかったと述べ、自らの大臣時代の醜態も忘れた話である。
安倍晋三の三選の功労を受けて、入閣あるいは党の要職に就く噂が立っている。この男を安倍政権の中に置いても、さほど目立つわけではない。汚れ切った人物が目白押しである。今更あっせん利得罪を国権で逃れた人物がいても異様ではなかろう。総理が平気で憲法違反の法律を通す内閣である。国民は政治家の違法行為や不正、近親優遇政治に寛容になってしまった。
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