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「先の大戦で多くの人命が失われ、また、我が国の戦後の平和と繁栄が、このような多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず・・・」という言葉は、周辺諸国特に韓国を意識した内容と言える。安倍晋三はなくなった中川昭一とともに、NHKにでむき慰安婦問題を報道しないように釘を刺している。NHKは忠実にこれを守っているが、韓国(からくに)神社への参拝も含めて、中国や北朝鮮を含めた近隣諸国との関係を疎んじる安倍晋三への苦言といって良いだろう。
政治的発言が禁止されている天皇のギリギリの発言であろう。
天皇は戦地への慰問も繰り返したが、平和を平和として言葉で語る。安全保障だの防衛や愛国心などは、所詮戦争の口実にしかならない。象徴天皇の在り方を問い続けたという発言も、天皇を元首に担ぎ上げる自民党改憲案への苦言とも取れれる。天皇は象徴でいいのだと。天皇の最後の発言を高く評価したい。