しかしまぁ~、優柔不断を絵にかいたような男、菅義偉である。こんな男が政治家になると自体が間違っている。一般社会でも管理職など無理だろう。
下には恫喝、上には忖度ごますり、裏工作で地位を築き上げてきた男である。国会など開催して論議されたらたまらん。菅の肌に合わない。
自分がトップに立って決断しなければならない時に、後手後手に打ってきて、それでいて悉く裏目裏目になっている。
総裁選に立候補する前に対立候補の政策を平気でパクる。党内選挙の前に人事で人を吊りげ候補予定者を潰す。Go-To然り、コロナ対策の全てが然り、アフガン邦人救出作戦然り、何でもが後手後手である。
今回も自己保全のため総選挙前、9月解散を一夜にしてひっくり返した。というより、ひっくり返された。コロナ最優先という謳い文句が虚であることがバレてしまうというご忠告が、どっからかあったようである。どうも茶坊主のような中身のない発言を繰り返す、小泉進次郎との会談を重ねている。余程人材が周りにいないのか。
それでも総裁選挙前に党三役人事をいじるようである。本来なら選挙後に新総裁がやるべきことである。振り上げた拳を何が何でも下したいだけなのか。対立候補の岸田が、自分が総裁になったら新三役を見直すと発言した。これで党員の多くはビビったのかなり手がいない。
二階はなぜか降りた。この5年間で37億円もの金が振り込まれているとの説もあるが、河井案里の1.5億円は誰が決めたかも金も行方不明のままである。二階の逆襲はあるだろう。
菅は憲法に期限が明記されていないことをいいことに、苦手な国会開会もやらないまま総裁選へそして総選挙へと突入するのか。それもいい。不人気の菅では選挙もままならない。自民党の敗北、過半数割れが起きるだろう。
その前に菅の総裁選の敗北もあるが。