
桜を見る会の前夜祭だけに限っても、安倍晋三は120回も嘘の答弁をしていた。これを誰も咎めない。野党やマスコミの声も遠吠の小さなものでしかなく、なぜかしら大きくならない。
これはある意味まだましである。嘘であっても安倍晋三は説明したからである。許せないことではあるが、本来あってはならない成果の姿勢であるが、ほとんど不都合なことは説明すらしてこなかった。この9年間は説明してこなかった政治といえる。下っ端がやるならまだしも、トップとその取り巻いが、説明をしないし責任も取らない。取り巻きとは政治家ばかりではない。
自らがポストを与えた官僚が、過度な忖度で勇み足をしたとしても、忖度を理解した政権トップは一旦はどこかに置くが、必ず栄転させている。
つまり不都合を起こし、あるいは犯罪行為を重ねたとしても、誰一人として責任をとることがないのである。しかもこの中には司法も入ってる。森友学園問題で捜査した地検の検事はご栄転している。加計学園も同様にもみ消した人物も裏工作を指示人物もあまねくご栄転に至っている。
安倍晋三が河井案里に1・5億円支援を直接指示した金は何処行った。広島銀行に現金を受け取りに来たのは、安倍晋三事務所の職員であったこと、その後の金の流れは不明のままでる。寄って集って腐ってゆく組織。
忖度によって、政治家も官僚も理念を投げ捨て、自公政権のためなら何でもやる。国家の中枢がこうであるから、あらゆる組織がこれに倣う。
安倍晋三のような無知で、菅義偉のような無能で、麻生のような無教養で、二階俊博のように傲慢で人間に政権忖度者はすり寄る。
自民党の総裁選挙は、世論マスコミを取り込んだ政権維持のため、悪政を覆い隠すためのセレモニーのように見えてならない。