そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

山添拓の送検は政治的偏向によるものである

2021-09-20 | 民主主義
鉄路は人々の生活の中を抜けて走る。上の写真のような、ごくごく限られた人しか通ることのない、手作りの踏切をよく見かける。うかつにもこれが違法であることについては、考えてもみなかった。誰でもが利用しているのを珍しくもなく見ていたものである。
鉄道写真が趣味の人達が強引に鉄道敷地内に入ることが少なくない。そうした中、昨年11月に踏み込んだとして、共産党の山添拓氏が18日に、埼玉県警から16日に軽犯罪法違反容疑で書類送検されたと自身のツイッターに投稿した。
10か月前のことである。地元の誰もが利用する踏切である。鉄道の運行に支障をきたしたわけでもない。しかもたった1秒程度である。
本人は弁護士でもあり、軽犯罪に触れる行為で、軽率な行為であったと謝罪はあるが弁明はしていない。全国に1万7千あるそうだが、それらのすべてを監視するのか、起訴するのかである。
山添氏は36才の共産党の若きホープである。選挙も近い。日常的に利用する人たちには何のお咎めもない。これは全く政治的意図の中で行われたとしか思えない。
私は幼い頃、何でも興味もつ私に優しく丁寧に答えてくれた、高校の先生が隣にいた。ある日警察が入ってきて、その先生をしょっ引いていった。幼い私は先生に何が起きたか知りたくて、家に入って言って驚いた。家中がめちゃめちゃにされていたのである。奥さんと子供が抱き合って震えていた。忘れることの出来ない記憶である。
先ごろヒルオビという番組で与党の代弁しかしない男が、共産党の”要領”では、暴力革命を掲げている、と述べていた。この男言訳はしたが謝罪などはしていない。
日本人は共産党が嫌いである。『アカ』と呼んだ戦前の名残か、田舎では何かすると、辺りかまわず「キョーサントー」と卑語で呼ばれる
今回の起訴もその延長上にあるといえる。ほとんど無意識にあるいは論議なしに、キョーサントーを政治的排除する意識が働いたのでないか。
コメント
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