そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

安倍一族の身勝手さ、世襲制を当然と思う傲慢

2022-12-29 | 民主主義

安倍晋三の事務所が看板を下ろした。初当選の時の安倍晋三の映像が流されていたが、父晋太郎の選挙区を引き継いで当選できたと、新人とは言え当然の結果という発言である。
その安倍晋三の実弟で、母の実家岸信介の岸家に養子に出された岸信夫が体調が優れず引退を表明した。同時に、「選挙区は“後継者”として長男の信千世氏 に譲ることにした」と発言している。
議員、とりわけ国会議員は国民のものであって、家督でもなければ世襲でもない。選挙民は世襲の方が陳情がしやすいだろうが、民主主義とはほとんど関係がない。
子どもができなかった安倍晋三の後継は、どうやら安倍昭恵に白羽の矢が立ったようである。悪行の限り、我儘のやり放題を夫が総理時代に重ねた安倍昭恵は断ったが、あろうことか杉田水脈の名さえ上がっている。国会議員を家督として世襲してきた安倍一族は、民主的手法が念頭にないのである。困っているのも馬鹿げた話である。
息子に引き継がせたいほど、国会議員は儲かって美味しい仕事であることが問題なのである。
コメント (2)
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