そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

山上達也を法廷に出さない下準備か、

2022-12-20 | 安倍晋三
安倍晋三銃撃事件の山上達也は、先月末だった鑑定留置期間が来年1月23日まで延長されたことに対し、山上の弁護団は今日(20日)、延長の取り消しを求めて奈良地裁に準抗告した。
それにしてもな長すぎる拘留期間である。1月23日だと6カ月半、半年を超える期間の拘留は異常と見える。
検察側は、山上を刑事責任が問えない人物に仕立て上げたいのかもしれない。法廷での山上の発言を、誰かが恐れているのかもしれない。
山上の母は、自分の信仰が足らなかったから起きた事件と思っている。現在はより深い信仰を求めて教団に通っていると言われる。山上への差し入れはコンテナ2台を越え献金も数多く集まっているという。
山上達也の行ったことは間違っていたが、間違った方法でしか教団の 真実を世に知らしめられなかったのであるから、世の中が狂ってるといえる。
山上達也への思いは、政治的に非安倍晋三の立場の人を中心に、同情論が底辺に流れている。勿論私もその立場である。山上によって、統一教会の悪食はタブーをも乗り越えてあからさまになった。統一教会を支持し支援されていた自民党議員でさえ、韓民族のためのナショナリズムが教義であったことを、どうやら知らなかったようでもある。何に対しても思慮の浅かった安倍晋三も、多分知らなかったフシがある。
法定の山上の尋問過程で、自民党内の政治的方針と統一教会の教義と全く相反することが、衆目に晒されることが彼らの羞恥心を呼び覚まさせたのか。山上には刑事責任を問われない人物であってくれれば、彼らには好都合である。安倍の統一教会への支援の政治的ダメージが減ずることになる。安倍晋三が内閣府に数多くの警察官僚を引き込んだ。こうした場合にも政権への都合の悪いことを覆い隠す力学が働く。邪推であればいいが、これまであまりにも多くのこうした事例を見てきた者として、どうもそうとは思えない。
いずれにしても、山上達也の拘留期間はあまりにも長すぎる。
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