そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

三回目の起訴のトランプの復権なるか

2023-08-02 | アメリカ

トランプが三回目となる基礎を受けた。現職大統領の起訴は史上初である。今回は2021年1月6日のトランプの呼びかけによる議会襲撃事件で、敗北した大統領選挙の結果を覆そうとしたというのである。全く子供じみた恥ずかしい短絡的発想であある。
起訴がたった三回かという気もするが、次期大統領選挙を準備するトランプは、選挙妨害と起訴を全面的に否定している。
トランプはすでに、機密文書を不正に取り扱った疑惑と、ポルノ女優に対する口止め料の支払いで不正があったとする件で起訴されている。機密文書の持ち帰りは、知らなかったようであるが無知以外の何物でもないし、ポルノ女優の件に関しては恥ずかしい以外何物でもない。
4年間「うそ」をエネルギーに、奔放に駆け抜けた大統領大統領であったといえる。象徴的なのは、金正恩との直接会談である。歴史的な会談であるはずだが、成果が何もなかった。超大国の大統領として無為な会談を重ねた恥ずかしい出来事であった。
ただトランプは、ゴラン高原の領有を認めたことと首都をテルアビブとしたりとイスラエルが大喜びするような決定をしたが、トランプはほとんど戦闘というものをすることがなかった。
唯一シリアのロシア軍が駐留する空港を攻撃した位である。
ところが、トランプは共和党の大統領候補として、今のところ他者の追随を許さない状況である。選挙戦の最中法廷で争うことになるが、法廷でも嘘をつき続けるのであろうか。共和党の内部がそれでもトランプを支持しつづけるのだろうか。時折起きるトランプ下ろしも継続性がない。
対する民主党が、高齢のバイデンしかいないのも、トランプに活気を与えている。
それでもトランプは復権するのであろうか。アメリカの民主主義というより、理性が問われている。

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