そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

書生気質論文そのままの石破防衛内閣は短命になる

2024-10-01 | 石破茂
安倍晋三の汚い金と私欲の政治にうんざりしたが、そうした中から石破茂は新鮮に見えるのでろう。クリーンに見えるのであろう。よく見ると、石破茂は防衛オタクで、防衛大臣経験者4人も入閣している。
台湾海峡を自衛隊が通り抜けるなんて、挑発も良いところである。中国は台湾問題は国内問題と譲らない。そんな横柄な態度、見方によると台湾の了解ともいえなくもない地域を通過するなんぞ挑発以外なにものでもない。
そこで石破のNATOに匹敵するアジア版NATOともいえる集団的防衛機構を構築するのが持論であるが、中国、北朝鮮、ロシアを敵国としての防衛機構を作れと言うのであるが、アメリカが乗ってくるわけがない。
総裁就任時の記者会見で地位協定について問われ、自衛隊機が日本の空飛べないからアメリカで訓練しようという、頓珍漢な回答している。石破の頭の中には、米兵による少女暴行事件など眼中にないのである。
ま、旧安倍派議員を一人も入閣させていないのは、一定程度の評価を与えても良かろう。しかし、その反動として裏金議員を公認をする姿勢を、県連に丸投げする旨小泉選挙対策委員長が述べる。
自民党総裁選挙で石破は首班指名後、与野党の論議を尽くしたうえで、解散すると言っていたが、首班指名すら受けることなく、組閣する前に今月27日に解散すると言ってしまった。国民民主党の玉木が言うように、「自民党を変える前に、自分が変わってしまった」のである。変わっていないのは、若気の至りでの青臭い防衛論である。会期はたった9日であるが、統一協会問題や裏金問題は論議はしたくないというのである。
党人事はともかくとして、閣僚を首班指名前日に表に出すとは異例である。数名ならともかく全員である。
首班指名の議長の発声で国会会議場に歓声の起きなかった、極めて珍しい首相となった石破は短命内閣になるだろう。
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