今日(17日)NHKのニュースウオッチナインを見た。野田ドジョウ氏の言いたい放題であった。
以前から感じていたのであるが、ちびでありながら東大の投手として頑張っていた、大越キャスターはこれまでも政権与党を常に支持する立場から報道、意見が目立つ男である。
前回もNHKのクローズアップ現代でも、30分言いたい放題の野田ではあったが、今回はそれに輪をかけてキャスターが持ち上げている。
まるで予算委員会の、与党のような質問を繰り返している。大越キャスターは増税支持派である。以前から、消費税を増税しなければこの国は破たんすると繰り返していた。
今日は野田に存分にしゃべらす、まるで政府の宣伝・報道番組に成り下がっていた。NHKは我々が金を払っている、公共報道機関である。こうした偏向番組は許されるべきではない。
それでは、野田が税と社会保障について、内容のあることを喋っていたのかとなると、それも大いに疑問が残る。
野田は、総論を述べていたにすぎない。淡々と感情を押し殺して、誰でも喋れるような総論あるいは一般論を述べていたにすぎない。細部については、何もしゃべっていない。
番組終了間際に、大越キャスターは交渉の段階にあるとかというような理由で、内容のない発言に理解を示したことには、あきれるほかなかった。
唯一選挙制度については、これまで関わってきた経緯もあってか、大越キャスターは突っ込んではいた。その程度であり、全体として政府与党の発言に理解を示し、政権の宣伝機関の役割を担ったことには変わりはなかった。