そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

状況判断も、置かれている立場も解っていない哀れ稲田朋美

2017-03-14 | 教育勅語
安倍晋三が思想が近いということで、政界に引っ張り込んだウルトラ右翼の稲田朋美である。並みいるベテランや、懸命に雑巾がけの下働きをしていた先輩連中を押しのけて、思想が近いという理由で格段の処遇を受けている。今はこともあろうに防衛大臣である。人間としての器すらも問われることなく、日本会議にさえ入っていれば厚遇を受けるので、自民党員のほとんどが加入する。
思想的にどれほど右翼かというスケールを用いて、安倍晋三は登用する。本来の政治力や経験則や資質などお構いなしである。その象徴が稲田朋美である。いつかはこうした連中から、必ずボロが出ると思っていた。
お友達内閣と言われる所以である。政治がこんな狭量な方針というか判断しか持たないことが、今日の安倍政権を支えているのである。
本ブログで、「稲田朋美はアホでござる」は2年前に、NHKの政治討論会で野党の質問に全く答えることがでず、醜態を晒らし出す姿を見て書いたものである。司会者は自民党副総裁の後輩で、安倍晋三の寿司友の男であった。質問に全く異なる回答を繰り返していたが、司会者は全然意に介さず、議論がかみ合わないという評価でお咎めなしで進行していた。
今回、さすがに教育勅語は意味もあると言ってのけたが、籠池とは個人的に何かあったのであろうが、徹底的に無関係を貫いていた。顧問弁護士であったことも、同じ右翼思想に染まっているものとして、近親感があったろうと思われても仕方なかろう。こんな明白な顧問弁護士であった事実を必死に隠そうとする滑稽な姿である。世間知らずの非常識ばかりでなく、判断能力さえ欠如した女だということが解る。隠す意味がない。
「生活を考えるのは政治ではない」と断定する稲田朋美は、日本は道義国家にならなければならないというのである。つまりどうやら教育勅語は、人の生活とは無関係の思想なのである。
「戦闘行為と認めれば、憲法九条に触れるため戦闘という言葉を使わない」という、アホでもわかる矛盾を平気で、国権の中枢の場で述べている。かつて自らが信仰するカルト集団の教義から、「戦争は人間の霊魂の進化にとって最高の宗教的行事」と、戦争賛美する。南京大虐殺で、中国人を日本刀でどれだけ殺したかと、自慢しあった二人の将校の名誉回復の訴訟を請け負っていた。(敗訴したけど)
安倍晋三は育ちの良いお坊ちゃまである。誰にも悪口を言われず育ってきたのであろう。不都合なことを攻撃されると、前後の見境なく、「私がですね、私がですね・・・、ちょっとそこ静かにしてくださいよ。この件におきまして、ですね・・・、いわゆる、ですね・・」と、声を高め興奮してくる。
安倍政権になって、品のなさ、教養の低さ、低次元の討論、そして質問に答えることもできない無能さが目立つようになった。これが日本の政治の実態かと、ため息が出るばかりである。それもこれも、思想統制したどこかの国と酷似した内閣だからである。その象徴が、稲田朋美といえる。



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3 コメント

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Unknown (タンケ)
2017-03-14 15:07:01
アベシンゾは「育ちのよいボッチャマ」などではない。金と世襲権力持つ家に生まれたただの「バカ」である。こんな人物たちが我々庶民の苦労苦しみを無視し続け横暴支配しているのが哀れなるかなこの日本なのだ。
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似非ジャンヌダルク (ジョーカー)
2017-03-14 21:16:47
森友訴訟「土地と建物の抵当権抹消登記請求」に原告訴訟代理人として稲田朋美が第一回口頭弁論に出廷した。

記憶に間違いなければ、弁護士は犯罪者の人権も守る職責があると国会で発言した。
だから籠池の教育方針を正当化する弁護をしたのだろう。

それを聞いたニッポン会議メンバーと安倍晋三は、神の啓示を受けたジャンヌダルクごとく主権在民を否定する旗振りの象徴に祭り上げたのではないか。

自民は数名の参考人招致を即座に認めれば、正常な(課題の多い)国会論議ができる。
テープレコーダー再生音の安保法制説明も懐かしいが、今やニコニコしながら恫喝する安倍首相の国会発言に寒気を感じる。

内容は理解できないが、稲田朋美の最後の仕事は「土地と建物の抵当権抹消登記請求」の弁護をすることではないだろうか。
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記憶喪失 (ノブ)
2017-03-15 00:02:57
学問≒暗記 試験・資格=暗記 よって稲田朋美の過去の記憶は鮮明なはず。よどんでいれば認知症の始まり。まだ若いのにお気の毒様です。
日本の知識人・専門家と言われる人や官僚達は本当に賢く知恵者なのだろうか疑問が残るところだ。暗記暗記の達人たちが日本の社会をいじくっているとしたら恐ろしいことだ。想像力の欠如した役人には斟酌・忖度と言うような妙な空気しか読めない。
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