嘘はついてはいけないと、新しい道徳の教科書に書いてあるそうだ。今更と思うが、嘘つきは泥棒の始まりと教えられたが、この頃は嘘つきは総理大臣の始まりと揶揄される。国会で公然と虚偽発言をしてきた安倍晋三であるが、桜を見る会の前夜祭、安倍事務所が相当額の負担をしていたことが、すっかりばれてしまっている。
晋三の父晋太郎は、「晋三は嘘つきの天才だから」と言っていたそうだ。虚言に対して罪悪感がないのである。これは総理になって次第に強くなってきている。権力者を周辺が忖度してしてくれたからである。
大腸性潰瘍で医者の診断書もなく政権を放り出したが、安倍晋三は肌艶も良く元気いっぱいである。病気も嘘であることが推察される昨今の行状である。
総理を辞任したら安倍を奉っていた連中が屋しくなってきた。安倍擁護紙の産経新聞は社説で「自ら説明をするべき」と主張し、安倍と菅の親衛隊である橋下徹は「議員辞職に値する」と述べ、野田聖子は「自らの言葉で説明責任を果たすべきだ」、岸田文雄は「しっかりと説明努力を続けることが大事」と当選同期の二人は述べている。
風向きは変わったようである。検察の捜査を官邸は黙認しているようでもある。考えてみるとそれが当たり前の姿ではあるが。
第一秘書が有罪になる程度で終わる可能性もある。
直近の選挙にはかかわっておらず連座制の適用や、政治資金規正法違反や公職選挙法さらには国会での偽証罪の適用は難くなりそうである。
法が不十分なのである。しかし、安倍には政治家としての責任が拭えない。サイコパスの安倍晋三は責任などとらないであろう。誰も政治を信用しなくなる素地をこの男は懸命に作ってきたといえる。