石破茂はきっと勝利大臣になってしまって後悔しているに違いない。寝不足なのか嫌なのか、遅刻が目立つ今日この頃。
政権の言訳、与党の言い逃れに終始している。鉄道などの趣味でも重なる、いつの間にか国民民主党の実質トップに居座った友人の前原誠司から、「自分の色を出して機ださいよ」と親しげに声を掛けられると、「そんなことしたら政党からぶっ殺される」と本音を口にしている。
これまではアベノミクスによる長期の大規模な緊急緩和が「円安・物価高」に繋がっていると主張し、金融政策の見直しを主張してたが、手直しする時期ではないと言い始めている。
そもそも早期解散は石破の本音ではなかった。いつもは殆どそらんじて演説をしていた石破が、早期解散については小さなメモを幾度も見ながら、短い文章を読み上げていた。奇異な感じがしたが案の定、その後は主要なことは全て、官僚文章を読み上げている。
「国民に判断材料を提供するのが、政権の仕事」と言っていたが、裏金問題や選挙制度も
「ルールを守る」はスローガンにさえして、繰り返し述べていた。今一度自分自身に当てはめて考えればいいだろう。そして、ついには企業献金を禁止すれば憲法違反になると、誰かの入れ知恵だろうが、驚くようなことを平気で言うようになった。それなら過去決めたことは、憲法違反を承知で自民党は決めていたのかということになる。企業献金は政治を歪めるために、大金を出すのであって、何の影響も受けないなら、献金した側に失礼だろう。
はぐらかしや言訳をこれからも繰り返すのであろうか。何のために総理になったのか、何を目的に政治家になったのか、自問してみるべきである。無理か。
ブラジルでのG20リオデジャネイロ・サミット出席の後、アメリカに寄って次期大統領のトランプに逢いたかった石破茂であるが、むげに断られている。
アメリアCNNによれば、トランプが自宅で開く「プライベートな夕食会」に安倍昭恵が出席し、メラニア夫人も同席していた。両者の面会の設定に日米両政府は関与しておらず、双方の直接のやりとりを通じて予定が組まれたとされている。
それにしても、トランプは好々爺の満面の笑顔である。私的であるにせよ安倍昭恵のこの話に石破の無念さが伝わるというものである。
当の日本もそこら中で内側からの裏切りが頻発している。では、どうやってそのような構図が作られたか。
どういう手段が使われたにせよ、掌の上で転がされるとはそういうものなのだろう。
今回日本政府を飛び越えて昭恵氏とトランプのセッティングしたのは統一教会ではないか?以前安倍晋三のゴルフクラブ献上の時も裏で統一教会が動いたというウワサがあった。
何しろ15分程のビデオメッセージに一億円も払う教団。高額献金者の言う事は素直に聞くのがトランプ流。安倍自身娘のイバンカに意味不明の57億もポンと
出している。こんな事をしてくれる人間は他にいない、恩義もあるのかも。
安倍派裏金議員への逆風や、解散命令で今ピンチの統一教会は昭恵トランプショーで、日本に揺さぶりをかけ安倍派の復権を目論んでいるのかも知れない。とにかくトランプの背後にいる支持母体が法よりカネや力による支配喜ぶカルトである事は要注意。