そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

「ユージューフダン」を絵にかいたような小心者

2020-12-15 | 石破茂

頑なにGoToなんとかの継続を言い張っていた、ガースーであるが突如として全国一斉に取りやめたと発表した。新型コロナが収まった時を見計らって、GoToをするという閣議決定をしたにも拘らずやり通してきた。NHKの世論調査の支持率の下落を受けての事らしいが、官僚にも政治家たちにも根回しがなく、夕暮れの永田町は大混乱のようであった。
これまでなら専門分野の官僚がいたりして、耳打ちしていたはずである。官僚の声を封じておべっか使うものだけを抱え込んで、知見のない政治家は頑なに自説を曲げないだけである。それでいて、身分が危うくなりかねない世論には敏感である。自己保全の小心者である。
今日河井案里に検察側から休憩が出された。処理しきれないほどの大金を安倍晋三にいただいた。相手かまわず札束を配るしかなかったのだろう。発覚したのも、ウグイス嬢への法で決められた倍額の日当を支払っていたことから、公職選挙法違反(買収)がたまたま発覚したに過ぎないだろう。腐敗した自民党は恒常的に行っているといわれても仕方ない。
1億5千万円もの金の出自は政党助成金が大きく関与しているであろう。特待遇で金を出した、安倍、菅、二階にはお咎めがない。その河井案里に懲役1年6カ月が求刑された。検察側は、「前代未聞の極めて悪質な犯行」と述べている。たった1年半かと思うが、年明けに判決が言い渡される。案里は5名であるが、克行は100名に金を配っている。せめて20倍の罪状であって欲しいが。
政治家の劣化が激しい。おたおたする姿はコメディーのコントを見ているようでもある。
ドイツのメルケル首相のような懸命な訴え、自分の言葉で生身の声を国民に届けようとする、痛々しいほどの演説をこの国の為政者はすることがない。


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