第二次安倍改造内閣が発足した。閣内に取り込んでダメにするで書いたが、前の総裁選で結構健闘した石原伸晃の派閥から誰も入閣しなかった。安倍首相の思い通りである。
今回は、面白くもおかしくもない地方創生大臣とかで、閣内にとり込んだ石破茂も、同じ道をたどることになる。組閣後の話題は何もない。仮に石破が相当頑張ってみても、成果のほどが期待できないし、見えないポストである。石破の次はなくなった。次の次もなくなった。
女性起用とかで、選んだメンバーが5人である。経験が浅くとりわけ何かに長けているわけではない。入閣お待ち組の、5回当選以上のベテラン議員は面白くはない。
小渕優子は、先を見込んで経験を踏ませるとのことである。既に経験豊かな議員たちはやり場がない。小渕は失言はともかく、官僚主導のもとに置かれることははっきりしている。
山谷えり子は、何度も落選を繰り返し、所属政党も民社党→民主党→保守新党→自民党と目まぐるしい。何度かの落選などを考えると、余程議員になりたかったのであろう。クリスチャンと自称しながらも、自作自演の性教育問題で失笑をかっている。竹島問題で韓国を平然と挑発する行動を繰り返す。場所が変わると異なる発言をして、統一教
会と軋轢を起こしている。
高市早苗は、歴史認識を巡る右翼発言を繰り返している。満州事変も日中戦争も日本の正当性を主張し、原発では死者は出ていないと、平然と発言する。
有村治子は、比例区当選の前歴のない女性であるが、映画YASUKUNIで、出演者に直接異議を押し込んでいる。山谷、高市ともども、靖国神社大好き人物である。
松島みどりは、予算委員会でマイクを握りしめて自説を滔々とのべて、出入りを禁止された経緯がある。激高的人物である。
それにしても恒例の新内閣の雛壇写真であるが、極めて異例である。首相が中央にいるが、当選回数や与党内の位置関係で場所を、前から決めて行くのが通例であった。今年は、首相を5人の女性閣僚が取り囲むように並ばせて首相はご満悦顔である。
女性の登用が、パフォーマンスであることを物語る象徴的写真である。この厚遇を受けた、実力も経験も見識も浅い、右翼思想の女性たちが、失言することが経歴から推察され、彼女たちの言葉がこの内閣を危うくすることになる。
そんなレベルじゃない。
大島派なので今まで気付かなかったけど、根っ子がとんでもなく右翼(URL参照)、
有村を見ると、山谷・高市が左翼政治家に見える。
山谷も高市も、有村の右翼姿勢に困っているはず。
アベノミクスのもとで、女性の貧困が深刻化し、「 脱法ハウス 」が社会問題になっています。
2階建て1軒家を改築し、5部屋を天井まで届かない壁で14室に仕切った「 脱法ハウス 」。
1部屋は2.7畳で、賃料は光熱費込みで月2~3万円台。
入居者はほとんど非正規で働く18才~34才の女性たちです。
非正規雇用で働く女性の割合は57.5%と男性の2倍以上。
シングル女性の3分の1が年収114万円未満。
月10万円に満たない収入では高い家賃を払い、自立して生活するのは困難です。
6月24日に安倍内閣が閣議決定した新成長戦略では「 女性の活躍 」を柱にしながら、貧困解決策は見当たらないどころか、逆行するものばかり。
ごく一部の管理職登用などはあるものの、あとは「 多様な働き方 」の名でいっそう非正規雇用を拡大する労働規制の緩和や生活保護の切り捨てなどがズラリ。
「 輝く 」どころか、「 女性にSHINE ( 死ね )というの!? 」( 安倍晋三は、合計13年間もニートをやっていたくせに ) との声がネットで飛び交うほどです。
ゆけないではなく、いけないです。
他のコメントもゆくになっていたので、間違って覚えているのだと思います。