日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

書評欄のコーナーから

2006-03-12 09:47:17 | その他
「ほら、この部分読んでみて」と、自分が気に入ったところを、周りの人(たいていの場合は家族)に言う癖があリます。
でも、今誰も回りにいないので、ここに。
今日の朝日新聞の読書欄。「著者に会いたい」コーナーから。
『きいろいゾウ』西加奈子さん(28)弁。

-引用ここから-
「9歳ってすごく微妙な年齢やなあって思うんです。親が考えるほど、もう子供じゃない。頭悪くない。例えば両親の気まずい雰囲気を察知してわざとおどける。気付かないふりして調整役になろうとする。そういう9歳の目線を表現したかった」

「私は、身近にいる人を一番大切にしてる人を尊敬します。すごい出来事がおこっても日常に戻ることができれば、あ、大丈夫だなって思う。-略-」

-引用ここまで-

「『尊敬できる人』が好き」なんて日頃ほざく癖がある私ですが、新聞を読みながら、彼女の「尊敬する人」の視点にうなづいている自分に気付きました。私の範疇からこぼれ落ちそうになっていた視点です。ありがとうございます。

あぁ、「そんなことに今ごろ」と言われそうでもあり、聞く耳をもたないことに気付かされ、「頭悪いな」と思った次第です。

コメント
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