日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

国民年金・厚生年金の話から

2006-03-09 08:05:54 | 社会問題
一元化して欲しいものです。
そして、保障するのはつつましく生活できる程度で結構です。
それ以上を期待するのであれば、各人に任せたらいいと思います。
国民年金の未納者が多いというのは周知の事実。
厚生年金についても、小企業や個人事業者で雇い主負担を負いかねて、一旦厚生年金から脱退し、従業員に国民年金を払ってくれという業者も増えていると聞きます。
数字を明らかにすると、改善困難なのではないでしょうか。
一元化して、小規模(つつましく生活できる程度)にして、できれば税金(例えば消費税)で賄い、年金としての徴収を止める、というのはいかがでしょうか。
豊かな老後を送りたい人は各人で蓄えればいいのです。
「つつましく生活できることの保障」がなされていることが、豊かさのように思われます。
企業に所属せず、転職が多く、所得が不安定で、年金も保険料も自分で納付すべき人たちを多くみています。
失業したりして無収入になり国民年金の夫婦二人分。一旦滞納が始まるとあっという間に高額になり、追加納付と言われても困難です。
回収困難な人に督促等の諸費用をかけ、納付率云々言ってみても始まらないのではないでしょうか。
所得がなく日々の生活すら困難なのに、年金のことまで考えられないのが当然です。
繰り返しますが、小規模(つつましく生活できる程度)にして、できれば税金(例えば消費税)で賄い、年金としての徴収を止める、というのはいかがでしょうか。
一元化といわれています。豊かな暮らし分までを国が面倒をみるのは大変です。
実現可能な、不公平感のない制度にして欲しいものです。

こんな話聞いたことありませんか。
50代半ば、こんな話を耳にします。
「夫が退職したから、収入がないのだけれど私の国民年金を払わなければならない」
3号保険者であることを理解なさっているのでしょう。
以前は、愚痴として
「夫と私の年齢差が大きいから、私が国民年金を払う期間が長くなる(だから大変…)」
と、聞いたこともあります。
最近は愚痴としては聞かないけれど、以前は「あぁ」と思ったものです。

国民保険料二人分の未納が何年もたまっていると嘆くこともなく、呆然としている夫婦もあるのに。(こういう人たちは、税金の未納はないのです。所得税ゼロであることが殆どですから)
でも自動車税を滞納していることはあります。自分の懐から納めるというのは、生活が苦しいと背に腹は変えられぬということだと思います。
最近、自動車税滞納者の自動車を競売にかけるというニュースみました。
「別途納める」「まとまった金額」となると、滞納がどうしても発生するのであれば、使途を特化した消費税がいいと思うのですけれど、いかがでしょう。

コメント
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