日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

2泊3日の夏旅に行ってきました。

2018-09-03 07:09:18 | 旅行・休養
行先は、信州から飛騨方面。
パック旅行です。
生きも帰りもワイドビーと名前の付いた特急電車のグリーン。1車両だけがグリーン車なので、3面から眺めが楽しめるという贅沢を味わえます。
申し込みは数か月前だったので、振り込んだ金額は記憶になし。苦笑
でも、食事も宿も最高クラス(多分)でした。

諏訪湖畔の朱白というホテルでの懐石料理。翌土曜日に花火大会があるということで、湖岸は一面に席取り用のブルーシートでした。
天候が心配されていましたが、翌朝の新聞1面には花火の写真がありました。

1泊目は、扉温泉の1件宿、明神館。
室内に足を踏み入れた瞬間に、あっ!です。
大画面の東山塊夷の絵かと思われる眺めなのです。
玄関の間(畳3畳ぐらい)があって、和室10畳、その奥に同じくらいの広さの洋室。暖炉のしつらえ(多分電気ストーブ?)もあり、リッチ気分を盛り上げてくれます。




温泉浴場は3か所。
そのうちの大浴場と立ち湯に入りました。立ち湯の眺めがこれまた贅沢。よく観光写真に掲載されている光景とドンピシャ。先客がいなくてひとりで満喫できました。

食事処のインテリアも和風モダン。
電車を下車してから観光バスなのですが、旅館までの道のりの厳しさを思うと、こんな奥まったところに、こんな贅沢を味わえる宿が、と思ってしまいます。

ちなみに、大型バスなのですが、乗客は少なく(2×9組)、二人で4シートという割り振りでした。

翌朝も和食にしたのですが、満足。

比較的近いロケーションにある、美ヶ原の王が頭ホテルもそうでしたが、この宿もリピーターになりたいと思いました。
友人から聞いたことがあった宿名でしたが、彼女も複数回の利用者っぽいです。

宿と食事に重点が置かれた旅なのでしょう。宿出発は10時半。
窓辺からスケッチとチャレンジしましたが、なかなか、、、。苦笑

二日目は上高地へ。
50年前に来たのが最初。それから何度か尋ねていますが、上高地泊は初めてです。



大正池を素通りしてバスターミナルで下車。河童橋のたもとにある5千尺ホテルのレストランで昼食。
メニューは、ボリュームも見事なビーフシチュー!

ふらりと尋ねた上高地、ではこのチョイスはなかなかしないと思いました。

宿泊ホテルまでは徒歩で向かうことにしたので、午後は梓川、河童橋のスケッチと思ったのですが、雨が降り出してボツ。
名だたる名所ですね。



せっかくの上高地、雨具姿で1時間余りグリーンシャワーと雨粒の中、歩く。

赤い屋根のホテルに到着。フロアの表示など西洋仕様。欧米人宿泊基準なのだから仕方がないけれど、大浴場がないのが、ちょっとね。
夕食は、まさしく洗練されたホテル使用。最近、がけっぷちホテル、とか、○○ホテルへようこそ、なんていうドラマを見ているものだから、舞台裏を想像してみたり。苦笑
ホテルの評判メニューという、ローストビーフは見事でした。
料理長が大きな肉塊をスライスして、一切れずつ盛り付けてていきょうされる。
熱の通り具合が絶妙。
お代わりもOKとのことでしたが、昼食で肉厚ビーフを食べたこともあり、残念。

やはり、ホテル出発は遅くて11時。
たっぷり散策の時間が取れました。
まだ観光客もやってきていない、宿泊客だけが味わえる早朝の上高地を、と思ったのですが、朝食後の時間帯には、ふもとのターミナルからのバス輸送も始まりつつありました。

1時間ほど河童橋あたりのスケッチをしてから、またまた、川べりを1時間余り散策してホテルまで。

次の昼食は、高山です。
なにしろ宿と食事にこだわりの旅、です。
「洲ざき」という老舗の料亭でした。創業220年とか。


これは前菜。以下、アユの塩焼きほか、絶品料理が目白押し。写真撮り忘れ。

お隣が旧高山町役場。すぐ近くの赤い橋を渡ると、高山陣屋。
町の旦那衆に利用されてきた料亭とのことでしたが、江戸期も明治以降も、偉い役人さんたちの宴会の場にもなっていたのでしょうか。
お役人や旦那衆がひと時を過ごす場所に、観光客として夫婦ずれが座って舌鼓を、と思うと隔世の感がしました。

入口から客室に至るまでの間にある、待ち合わせ場所(?)


料亭の外観。


往きは信濃路。帰路は飛騨路。高山から名古屋へ向かいました。









コメント
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