日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

感謝なのかな、あの時の気持ち。

2018-09-07 11:08:07 | 家族
5歳児孫の弟に12月生まれの3歳児がいる。

5歳児の出産のとき、思わぬハラハラを体験しているので、2度目の出産を待つ祖母の気持ちは神妙だった。
一番気にしているのは、母親本人だし、その夫。
だから、私がとやかく言う筋合いではない。泣き言をいってくるタイプでないので、準備万端で予定日を待っているのだろう、と推測するだけ。
夕食時に、(陣痛と)違うかもしれないけれど、一応病院へ向かうので、空振りになるかもしれないけれど、来てくれる?
と、電話があった。片道4時間はかかる。了解して出発。

長男の時と違って、今度は近場の病院。それにしても、親子3人で、多分タクシーで向かったのだろう。

長男の時の、産まれました~の後、救急車で別の病院に向かった時の記憶がよみがえり、とても「産むが易し」の気分にはなれない。

ただ、無事であってほしい、突発的なことは何事も起こってほしくない、と祈るような気持ちで新幹線に乗っていました。

空振りかな(陣痛ではない)という気分も半分。

と、メールが。

産まれました!と、ママの胸の上のベビーとパパの笑顔。

(当時1歳10か月のお兄ちゃんはどうしてる?病室に入れないから、どこかで待機しているのでしょう)

良かった~~、です。

病院の廊下で、最大級のハラハラしながら待つことを覚悟していたのに、もうそのハラハラはしなくてもいいのです。
ただ、産まれた後の手助けだけです。なんというありがたいこと!

ヒヤヒヤ体験があるから元気な孫の世話をできることへの感謝が、何割増かになるのかもしれません。

3歳児(弟)を見ると、ふと思うのです。あの時、ハラハラする時間もなく産まれてきてくれて、ありがとうね、と。

本人、ちっともそんなこと記憶にないでしょうけどね。







コメント (2)
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ヒヤヒヤがいっぱい。でも、ほっこりもあったりして。

2018-09-07 09:29:56 | 家族
札幌暮らしの息子から震度5強だった。無事。のメールが3時過ぎにあったのを5時台のテレビニュースを見た後に気付く。
停電していること、ものがたくさん落下していることは、知らせてきたけれど、無事なので、それ以上の詳細は不知。

仕事(9時5時の仕事ではない)はいつも通りだろうし、無事なのだから、と声も聴いていない。
的確な判断と行動をしているだろうから、こちらからのアドバイスも不要だろうし、、、。いくぶん寂しいけどね。

手元を離れているこどものヒヤヒヤは何度も経験している。
その中のひとつ。
迎えに行った空港で、帰りを今か今かとロビーで待っているワタシ。
ロビー横の飛行場が一望できる空港ビルレストランの窓に、ノースウエストの赤とグレーの大きな機体の着陸態勢のワンカットが忘れられない。
「あ~、予定の飛行機が着陸した! 事故やトラブルのニュースは聞いていないから、T子は無事帰ってきたんだ」と胸をなでおろした。
顔を見ていないのに、とりあえず事故はなかったのだから、安心なはず、、、と。

T子、大学1年の春休みでした。
英語教官の教室のドアに掲示されてあった、語学留学生案内にひとり申し込んだ、というのです。
「お母さん、ワタシ春休みに、アメリカ(の大学)に行くから」と、で始まりました。
2年の夏から1年間の中国留学が決まっていた時期です。

入学したばかりの1年の6月には、アメリカ人大学生をホームスティに受け入れてもいました。わずか1週間でしたが、寝泊まりするだけでなく、娘の大学への車での送迎もあったので、フルに仕事をしていた私は、時間調整など必死の毎日だったものです。

そんな、極めてアグレッシブな娘。飛行機にも乗ったことがなく、クレジット支払いも未経験。なのに、目的の州立大学のある最寄りの飛行場までは一人旅。乗り換えができるのだろうか、山積する心配。教授が迎えに来てくださるとのことだけれど、知らない男性に引率されて、大丈夫なのかしら?  不安のオンパレード、だったものです。

募集元の先生に問い合わせたい気持ち山々でした。でも、そこは「大学生」なのだから、親が口をはさむのは大人げない、とグッと我慢したものです。

飛行場には、教授ご夫妻が迎えに来てくださった、と後でわかりました。ほっ。

イースター休暇があるから、どこか旅行したらいいわ、と英語教官のアドバイスで、ナイアガラから国境を越えてカナダまで行ってきた!と、後日談。

なんとまぁ、一人旅。

で、4月の新学期。
件の英語教官が娘のクラスにきて、
「○さん(娘)、まだ、戻っていない? あの子、ひとりで行ったのよ。これまで一人で参加することはなかったから。戻ったかなと気になって」と。

  ↑  娘が、後から伝えてくれた話です。
飛行機も、クレジットも、国際電話も、なにもかも未経験で、「行きたい」という熱意だけで、アメリカ初体験した娘。
チューターさんがついてくれて、とても親切だったとも語ってくれました。

そういえば、その時に、国際的に使えて無料のメールアドレスの作り方を教わった、と私に教えてくれたものです。
そう、私の今も使っているメールアドレス、もう18年も使っています。



ヒヤヒヤのあとの「ほっこり」の話。
5歳の孫の動画です。
今度の運動会のはじめの言葉をいう役目になったそうです。
自宅でやって見せている動画、嬉しそうでそして真剣に、です。

保育園運動会の動画、泣いている子を探すと、うちの孫、でした。
みんな走っていても、我が孫はパパが抱っこしているときも。

マラソン大会はビリなのだとか。

でも、5歳になって早々に自転車に乗れたし、アスレチックも「時には」(苦笑)喜んでチャレンジするものね。
実は図書館のほうがいいみたい派。

そんな微妙な個性の持ち主なのですが、開会の言葉の役に抜擢してくださって、ありがたいものです。





網戸から入ってくる風が涼やかです。
もう、秋、ですね。

被災された方々の疲労はさぞかしと思います。
札幌の息子の病院にも被災者が運び込まれているのでしょうか。
忙しそうにしているから、そんなこと私が聞く必要もないでしょう。



さて、自分はなにをすべきか。

・・・毎度のことですが、部屋の片づけでしょうか。










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