日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

垣谷美雨著『避難所』を読む

2018-09-28 15:57:08 | 
やはり、惹きこまれて最後まで行ってしまう。
2日で読了。

2014年発行の初版本。この物語は、書き下ろし作品とのこと出すが、巻末に参考文献がたくさん記載されている。
そう、東北の震災についてこんなにたくさんの出版物があるのかと、そちらも認識を新たにしました。
戦争に関連した本は、沖縄戦やら、上野の孤児を描いたものや、外地からの引き上げ、東京空襲などなどたくさん読んできましたが、記憶がしっかりとある同時代の被災者をテーマにした書物は初めてです。

垣谷さんの人間観察が深いからでしょうが、読み応えがありました。

図書館から借りた本4歳のうち、残すのはあと1冊になりました。
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とりとめもないメモ。

2018-09-28 06:41:58 | 
垣谷美羽さんの本を連続で読んでいる。
「あなたのぜい肉、落とします」は、オール読物の連載小説が単行本になっての初版本でした。

今、「避難所」を読んでいる。
東北地震のつなみ被害を受けた人々のエピソード。取材に基づくのだとつくづく思う。
(私が、現地の語り部さんから聞いたひとつふたつ(みっつ、よっつ 苦笑)も、体験者じゃないと想像では出てこない話だった。

テレビ報道では、そこで暮らしている人々の像は伝わってこないものだとつくづく思う。

こんなにサクサクと読めるのは、そういう書き手なんです。

例えば~~(クリエイターを他の人に例えるのは、失礼なのでしょうけれど)、
奥田英朗さんとか、辻原登さんの本を読んだ時の充足感に似ている。

空振りがない。
ちゃんと、琴線は震わせてくれる。それなりに。

そんな書き手だな、と思う。




先日、テレビでモネを紹介する番組を見た(たまたまつけていた、だけ)
モネがいかに日本びいきだったか、をモネの住まいを紹介しながら説明していた。
びっしりと浮世絵か飾られているリビングが日常生活の場だった、と。

彼は、どうしてそこまで日本びいきになったか、という話題の中で、
西洋の絵描きは、王侯貴族や資産家などのパトロンからの注文で絵を描いていた。絵を描くとは、古来そういうものだった。
ところが、パリ万博でみた日本の浮世絵は、絵描きが描きたくて描いているのであって、注文で描かされている風が感じられない。そのことに衝撃を受けたのだと。
19世紀後半のヨーロッパで印象派が一世を風靡しようとした時期に、庶民階層の絵画(数多く印刷できる版画)がヨーロッパに持ち込まれたから、それがドストライクとなったのだろう。
なんだか、モネやゴッホたちが、闊達に表現されている日本の版画に傾倒した理由がより一層理解できた気がした。


垣谷美羽さん、奥田さん、辻さん、ほかにもいらっしゃるだろうけれど、これらの書き手の本に読みふける(面白いと思う)本読みの層が厚いのが、日本なんだ、江戸期に浮世絵や読み本が流行する素地を持っている国なんだと思う。
他の国はどうなのだろう。





垣谷さんの本の断片を思い出した。
メモしておきます。

「この中で、お金を出して絵を買ったことがある人いますか」
と、美大生を前に質問。
誰も手をあげない。

そうです。
あなた方は自分が絵が得意だから美術大学に入った。そしていい絵を描こうと思っている。でも、その描いた絵を買ってくれる人なんて、いないのです。絵の好きな自分たちでさえ、絵を買おうと思ったことがないのが現実なのだから、と。

そのようなひとコマがあった記憶。

美大生は学生時代は「美大生」でとおるけれど、卒業したら「失業者」。そんな揶揄した言い方を聞いたことがあります。「音大生」だったかな?


芸術大学に入ることがお嬢さんの習い事に箔をつけるのでOKだけど、食べていくのだとしたら、覚悟が要りますね。



余談。

それでも、自分の子供にピアノを習わせるか。
毎日のレッスンをさせた経験があるけれど、自分はしたことがないので、なんとも言えない。















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下手な考え休みに似たり、、、、、

2018-09-28 05:44:24 | 私の雑感あれこれ
今、朝5時台。
ちょっと反省。

昨日、買い物に行った。
半年前に頂いた商品券(5000円券でおつりは出ない)あり状態なので私の財布のひもは緩め。苦笑

で、マツタケを買った。
自分でマツタケをレジカゴに入れて買うのは初めて、です。

先日サンマを食べた時に、大根おろしのために、大ぶりな(ほんとうに、どうしてこんな大根を育てられるのだろう、というほど立派な)大根を買い、まだ冷蔵庫にあるので、おでんも作ることにして、おでん種もレジカゴに。

そして、もう一度、お魚コーナーの目玉になっていたのでサンマも4匹購入(本当は4匹もいらないのに、1匹100円、4匹350円だった)。

シリアルも購入。
ホットヨガのジムの壁のポスターに、お勧め商品として、カロリーOFFの食品が紹介されており、買おうかな~と毎度眺めていたワタシ。
購入代金が、最低でも2万円台(5万円台もある!)だったので、二の足を踏んでいた。
それに比べたら、、、、スーパーのシリアルコーナーに並んでいる商品はなんとリーズナブルなのだろう。どんなに高くても、あのポスターの商品よりは、何倍もゲットしやすい。そして、脂肪○%カットとか炭水化物○%カットと表示されたものもある。

これでいい!
ヨガのジムを販路としているものもいいかもしれないが、ターゲットが広い企業も、企業努力をしているはずだから、これをチョイスしよう、とレジカゴに。値段で決めずに、「炭水化物○%カット」を信じてチョイス。100円~200円の違いです。苦笑

ほか、いつもの必需品も入れて、レジに並ぶ。
4400円あまり!
差額600円をあきらめるのはもったいない。
ので、理由を説明して、保留にしてもらった。

で、急いで追加商品を探さなければならない。
シリアルの追加でいこう、と判断。

今度は「脂肪○%カット」を手に取る。そして、ジムでまとめ買いに比べたら、という思いも浮かんで、もう一つ「炭水化物○%カット」も。しめて3袋に。

これから、ひとり昼食の時は、これにしよう、という気持ちで帰宅。
時間は12時を回ったけれど、ランチのお店は素通り、ブレーキはしっかりかかっていました。

帰宅後、昼食はシリアル。

夕食は、↑ のメニュー。

そして、、、、夕食後に、夫が食後にも缶ビール1本追加。そしてシリアルをおつまみ代わりにテーブルに置くと、

私も、しっかりと口に運んでしまいました。食べ始めると、一口で効かない。トホホ

反省。

だって、結局、4食になってしまったのです。

なんだか

あ・さ・は・か  ⇒  自分


現在、図書館の本、3冊目「避難所」を読んでいます。
出だしに、「レジカゴ」というのが出てきたので、ついつい、真似して、連発使用しました。苦笑














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