日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

垣谷美雨著『リセット』そして『ニュータウンの黄昏』を読む

2018-09-24 06:55:41 | 
体重計に乗るのを近頃さぼっていた。
大パック入りのクリをひとりで食べきり、ナシやブドウの食べ放題状態あたりから、「乗りたくな~い病」が出ていました。
一昨日も「利休」と表示されていたクリがあったので、2度目の購入。ひとりで完食。苦笑

でも、今朝のシャワー後に久しぶりに乗る。

うちの体重計は、乗った瞬間に、「続いていますね」とか「○日ぶりですね」とか「昨日はどうしました」とか、「今日は○回目ですね」とか必ず文字が現れて、励ましてくれようとします。

なので、「久しぶりですね。続けることが大切です」とお説教されるだろうと覚悟して昇ったら、

なにやら、一瞬、込み入った絵柄が出てきた。

えっ、いつも文字なのに?

と、

(もったいぶらないで!⇒ワタシ)

そう、デコレーションケーキの画像だったのです。

今日、私の誕生日。

まだ、だれも気が付いていませんが、タニタの体重計が祝ってくれました。苦笑


一昨日に、予約を入れて割烹季節料理を満喫(毎年9月は、松茸の土瓶蒸しが付きます)したし、昨日はスーパーで駅弁販売やっていたので、名物の鱒ずしを食べた。子どもたちはみな遠方に巣立っているので、誕生日に会食っていうのはしたことはない。


前置きが長くなった。

なんと、秋晴れなのに、指のケガを理由に、サクサク読書三昧の日々。3日で2冊読んでしまった。

おばさんアラカルト(おばさんだけでなく、育てた子供だったり、自分の青春時代もでてくる)、みたいで、ついつい引き込まれてしまう。同世代でランチしながらの世間話より、こっちのほうが面白い。ランチ代よりも本のほうが値が張るかしら?苦笑

普通の人々の日常生活の包装紙を外したらこうなのかしら、といったお話です。
なんで彼女(垣谷さん)の話に引き込まれるのだろう、と自問。きっと、直球だからです。彼女は直球を投げてくるんです。現実世界はオブラートに包みながら折り合いをつけて、日々を送っているのだけれど、その普通の連続にも、彼女は誠実でなくっちゃ居心地が悪くなる人だし、誠実に一生懸命であっても、荒波は押し寄せてくる、その人生行路が綴られいてるから、なのでしょう。






コメント (2)
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