詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

嵯峨信之『詩集未収録詩篇』を読む(115)

2021-04-23 15:35:37 | 『嵯峨信之全詩集』を読む

*(なるほど死は不動である)
<blockquote>
人間の掟ではなく 宇宙の掟だからだ
</blockquote>
 「意味」が強いことばである。
 嵯峨は、このことばを納得したのか。
 「なるほど」はむずかしいことばだ。納得したときつかう。しかし、ときには「論理としては認める」くらいの意味でつかうこともある。
 いま私が書いたように「なるほど。しかし」とつかうことがある。
 詩は、ときに、感動だけではなく「しかし」という反論を誘うこともある。

 

 

 

 

*

詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。
オンデマンドで販売しています。100ページ。1500円(送料250円)
<a href="https://www.seichoku.com/user_data/booksale.php?id=168072512">『誤読』販売のページ</a>
定価の下の「注文して製本する」のボタンを押すと購入の手続きが始まります。
私あてにメール(yachisyuso@gmail.com)でも受け付けています。(その場合は多少時間がかかります)

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 颯木あやこ『名づけ得ぬ馬』... | トップ | 北沢十一「ブルースカイ ブ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

『嵯峨信之全詩集』を読む」カテゴリの最新記事