日本で販売されているマイルドセブン8(ライト)には、ソフトパックと
ボックスの2種類がある。
つまりタバコの箱が柔らかい紙で出来ているか、固い紙で出来て
いるのかの違いだ。
2007年夏の訪韓時、マイルドセブンは韓国でも日本と同じく
2種類のパックで売られていることを偶然、知った。
プサン市近郊のウルサン(蔚山)市の街中で、免税で買った
マイルドセブンライトの手持ち分を切らしてしまい、とあるコンビニで
マイルドセブンライトを買った時のことだ。
店員の女性が「ヲタク」が聞き取れない言葉で何事かを聞き返して
きたのだ。
韓国語で「ボックスにしますか?」と彼女は言ったのだ。
それを、にわかに理解できなかった「ヲタク」は、逆に店員に
質問し、やっと言葉の意味が飲み込めたのだ。
彼女は韓国語で「깍(꽉)이요?」(直訳調:角ですか?)と言った
のだが、「ヲタク」が箱やケースを意味する俗語「깍/꽉(角)」を
知らなかったために会話が成立しなかったのだ。
ちなみにマイルドセブンライト(8)は、韓国の輸入タバコの中で
最も人気が高く、ほとんどの販売店があつかっている。
△ボックス(左)とソフトパック(右)
韓国では1箱2500ウォンだ。現在の100円=750ウォンの
レートで計算すれば、日本円にして約330円。
円安の現在、マイルドセブンは日本(300円)よりも韓国の方が
1割がた割高だ。
△「タバコはやめたんじゃなかったのか?この軟弱者め!」
「オレの肺はきれいなピンク。お前の肺は真っ黒だ!」
(写真とは無関係)
(終わり)