△釜山港国際ターミナル3階の展望デッキにて
2019年夏のプサン訪問からの帰途、釜山港国際ターミナルに係留中の
6隻の国際旅客船を目にした。
1隻1隻の紹介は省くが、それぞれ対馬海峡を渡り、博多港(福岡県)や
下関港(山口県)、対馬(長崎県)と釜山港を結ぶ旅客船たちだ。
今回、「ヲタク」が乗ったニューカメリア号は、上記写真の真ん中
あたりに写っているフェリーだ。
今回は、この船に往復3000円(15周年キャンペーン価格)で乗せて
もらった。
感謝である。
(終わり)
△ターミナル2階のコンビニは閉店
2018年夏のプサン訪問では、プサンに到着してすぐに、新しい
発見をした。
それは、釜山港国際旅客ターミナル内に入店しているコンビニは、
2店舗とも夕方7時過ぎには閉店する、という事実だ。
△ターミナル3階のコンビニも閉店していた
ターミナル内のコンビニで交通カードにお金をチャージしたかった
「ヲタク」は、出鼻をくじかれ、正直、ちょっとだけ不愉快になったが、
これしきのことでうろたえていては旅行などできない。
また、ターミナルと釜山駅などを巡回するシャトルバスも、停留場の
時刻表では午後6時30分ターミナル発が最終便。
△駐車中のバスに動く気配なし
近くにいたドイツ人らしきカップルに、英語で時刻表のことを聞かれ
たが、時刻表を見る限り、バスはもう出ないと判断するしかなかった。
プサン駅までは歩いても、10分くらいしかかからない。
△中央左手がプサン駅
駅までドイツ人らしきカップルと、いっしょに歩いたが、
途中でターミナルに向かうシャトルバスを見て(バスはまだ動いて
いたのだ!)、少し話をした以外、全く会話はしなかった。
△右手がプサン駅
今思えば、ドイツ語を話していたカップルが、何人だったのか
くらい、聞いておけばよかったと後悔している。
その昔、日韓フェリーに同船したスイス人(ドイツ語を話す)と、
いろいろ話したことを思い出す。
△地下鉄プサン駅にて
結局、交通カードのチャージは、地下鉄プサン駅のコンビニで
やってもらった。
(終わり)
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2018年の初日の出を、偶然、プサン港国際ターミナルから拝むことが
できた。
△日の出前のプサン港
当日は、朝8時30分発博多港行きの高速船に乗るため、7時過ぎに
ターミナルに到着。
△日の出前の影島
最初は、プサン港の朝焼けでも写真に撮ろうと思い、展望デッキに
足を運んだ。
△「ヲタク」が乗船したビートル号
日の出の正確な方角も知らなかったので、「ヲタク」自身、特に
初日の出を期待していたわけではなかった。
そのうち、見物客がどんどん増えてきた。どうやら、みな、初日の出を
待っているようだった。
半信半疑で成り行きを見守っていた「ヲタク」の耳に、「トッタ!」
(出た)と叫ぶ男の声が聞こえた。
日の出の場所はすぐにわかった。
正面左手の橋脚付近。
初日の出ともなると、やはり、特別だ。
生まれてこのかた、初日の出を見に出かけたことなど1度もなかった
「ヲタク」でさえ、小さな感動をおぼえた。
(終わり)
2016年夏のプサン訪問では、韓国でも進んでいる禁煙の
流れを各所で実感させられた。
新しいプサン港国際旅客ターミナルのデッキも禁煙になっていた。
しかも、違反時の反則金は10万ウォン(約1万円)。おまけに
監視カメラ(CCTV)も24時間作動しているとのこと。
これには、ちょっと驚いた。
ただ、日本語や英語の表示はないので、どこまで本気で取り締まろう
としているのか疑問ではある。
△ターミナルの喫煙コーナー
いずれにしろ、喫煙者は喫煙コーナーで一服するのが礼儀だろう。
また、街中ではバス停周辺(10m以内)が禁煙区域になっていた。
△バス停周辺の歩道には禁煙のステッカー
こちらは、違反時の反則金が2万ウォン(約2000円)。
確かに、こうして反則金を明示することで、喫煙者に与える
心理的な抑止効果は大きくなりそうだ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
■初めてのプサン港新ターミナル
2016年夏のプサン訪問で、「ヲタク」は初めて新しいプサン港
国際旅客ターミナルを利用した。
△下船後、船着き場から見た新ターミナル
ターミナルは、「ヲタク」の想像にも増して大きかった。
△「ヲタク」が乗船したのは右手のビートル
船から降りた後、入国審査場までかなりの距離を歩いた。
△正面に見える橋は釜山港大橋
「ヲタク」としては、長い通路を通りながら、目に入ってくる景色を
眺めたり、写真を撮ったりとそれなりに楽しませてもらった。
△高速船コビー号
「ヲタク」が下船した時間帯(午後7時前)には、ターミナル前の
船着き場に3隻の高速船と2隻のフェリーが停泊していた。
△手前から下関行はまゆう号(関釜フェリー)と博多行ニューカメリア号
■プサン駅の裏手(東側)
△新ターミナル3番ゲート
韓国入国後、「ヲタク」はターミナルの3番ゲートから外に出て、
シャトルバスに乗った。
△ターミナルと中央洞を循環するシャトルバス
特に予定していた行動ではないが、できるだけ旅費を節約した
かったので、目の前に停車していたバスに乗ることにしたのだ。
「ヲタク」は最初の停留場であるプサン駅裏手(東側)で降りた。
△プサン駅裏手3階デッキ。右手の塔がエレベーター。
そして、エレベーターで駅3階の展望デッキに上り、構内を通り抜け、
駅正面(西側)に出た。
これが、現在のところ、駅舎を通り抜ける唯一の通路らしい。
△プサン駅裏手3階デッキから見た新旅客ターミナル
プサン駅の裏手(東側)を利用するのは今回が初めてだったこともあり、
しばらく展望デッキで道草し、風景をながめながら写真を撮った。
△駅裏手(東側)に広がる再開発地区
プサン港の再開発は、現在まさに進行中。
△駅裏手から北側を望む
今は殺風景な光景の広がる敷地に何棟の高層ビルが立ち並ぶことに
なるのだろうか。
△駅南側に影島を望む
おそらくは、目を見張るほどの大変貌をとげることだろう。
△駅南側の操車場(プサン駅は終着駅)
そして、現在は不便な駅舎の東西(裏手ー正面)の通り抜けなども、大きく
改善されることになるだろう。
△駅正面から妻の実家のある草梁洞を望む
それにしても、プサンの変化はテンポが速い。
△夕暮れ間近のプサン駅
新駅舎の完成がついこの前のことのように思うが、「ヲタク」自身、
すでに旧駅舎の記憶は全くない。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△ビートル号(博多港国際ターミナル)
2011年夏の「ヲタク」の韓国訪問は3泊4日。
△ビートルに乗り込む息子(博多港国際ターミナル)
久しぶりに、行き帰りとも高速船ビートルを利用した。
今回も、「ヲタク」は息子(高1)を同伴した。
△プサン港に到着した息子
そこで、例によって、息子の後ろ姿を様々に撮影してきた。
△草梁洞を歩く母子
中には妻と手をつないで(妻から手をつながれて)歩く
ツーショットも写した。
韓国では全く普通の光景だが、「ヲタク」としては、息子が、
いわゆるマザコンになってしまうのではないかと、本気で
心配している・・・。
△ビートル号(プサン港国際ターミナル)
さて、この息子であるが、足の大きさはずいぶん前に
「ヲタク」を追い越したが、身長の方は、まだ「ヲタク」を
追い越せていない。
△ビートルに乗り込む息子(プサン港国際ターミナル)
何とか今年中には、身長も「ヲタク」を追い越してほしい
ものである。
△博多港に到着した息子
いや、本音を言えば、身長だけではなく、全ての面で
どんどん「ヲタク」を追い越して行ってほしいと願っている。
△帰国手続きに向かう息子(博多港国際ターミナル)
以上、とりとめもなく書き記(しる)した一種の「親ばか宣言」
であった。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△ネイバー地図より
2010年夏のプサン訪問最終日、「ヲタク」家族は午後7時までに
釜山国際旅客ターミナルに行き、乗船手続きをすればよかった。
△ターミナルに向かうタクシーの車窓から。正面はロッテ百貨店。
タクシーでターミナルに向かう時、すでに日は傾き始めていた。
△ターミナルから市街地を望む
門司港行きのセコマル号のプサン港出港時間は午後11時
なので、手続きも夕方までに行えばいいのだ。
△セコマル号の窓口(ターミナル1階)
他の日本行きフェリーや高速船は、全て出港、あるいは乗船が
済んだ後なので、ターミナル内の売店などは全てシャッターを
降ろし、人影もまばらだ。
△閑散としたターミナル2階
乗船手続きを済ませた「ヲタク」は、出国手続きが始まるまでの
時間を利用し、ターミナルの展望台などから外の様子を撮影して
みた。
ターミナルと船の位置関係などは、冒頭に掲載したネイバー
地図を参考にするとわかりやすい。
△セコマル号
まずは、コンテナ置き場の向こうに見えたセコマル号。
△カメリア号の船尾(写真右)
次に、セコマル号の船首部分とカメリア号(博多行き)の船尾
部分をいっしょに撮影。
△「はまゆう」は下関港行きの関釜フェリー(日本船)
最後に、カメリア号の船首部分と、コビー号(高速船)、そして
関釜フェリー「はまゆう」の船尾部分をいっしょに撮影。
△釜山国際旅客ターミナル2階の出国ゲート
出国手続きが始まるとともに、「ヲタク」家族のプサン訪問は
終わる。
△釜山国際旅客ターミナル
出港前、今度はセコマル号のデッキからターミナルの様子を
撮影してみた。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2009年冬の「ヲタク」のプサン訪問記は、いきなり帰国便の
話題から始まる。
12月31日午後、「ヲタク」と上の子2人は、日韓高速船を使い
プサン港から福岡市の博多港に帰国した。
△JR九州ビートルのHPより
その日は、日本海に寒波が押し寄せるあいにくの天候で対馬
海峡の波が若干高く、日韓高速船の全ての便が「条件付き運航」と
なっていた。
△乗船ゲートの電光表示
「ヲタク」家族が乗船した午後2時15分出港予定のコビー230
便は、出港が30分ほど遅れた。
△乗船通路
それでも、晴天のプサン港には大した風も吹いておらず、
「ヲタク」家族に危機感は全くなかった。
それどころか、前日の天気予報で寒波の来襲を知っていた
「ヲタク」本人は、むしろ、高速船が出港することに安堵感さえ
覚えていた。
△乗船直前の長男(中2)と長女(高1)
乗船直前に通路の窓から撮影した関釜フェリーの写真からも、
当日のプサン港の様子がよく見てとれる。
空は透き通るような青。
△コビー号の乗船通路から関釜フェリーを撮影
港だから当然なのだろうが、海も静かなものである。
△釜山大橋(左)とロッテ百貨店(右)<コビー号の船窓から撮影>
上記写真は、コビー号乗船後、船窓から撮影した釜山大橋と
ロッテ百貨店の様子。
△北港大橋の橋脚
コビー号が出港した後も、「ヲタク」は、建設工事中の北港大橋の
橋脚を撮影するなど、余裕満々だった。
船が対馬海峡に出ても波は思ったほど高くなく、気持ちよく
博多港まで走ってくれるものとばかり思って、「ヲタク」は座席で
寝込んだ。
出港後、1時間半くらい経っていたのだろうか。
右隣に座っていた長女(高1)から、いきなり肩を揺すられ
起こされた。
長男(中2)がおう吐していると言う。
見ると、長女の右の座席に座った長男が、うつ伏して吐いている。
いつの間にか波も高くなっており、船もかなり揺れていた。
その後、あわてて紙袋を準備したり、長男を便所に行かせたりと、
ほぼ満席の船室の中、ちょっとした「修羅場」が演出された。
「ヲタク」は、手持ちのハンカチと乗務員からもらったウェット
ティッシュを使いながら、長男の座席付近の汚物をきれいに
拭きあげた。
さいわい、長男の右隣の男性客や彼の荷物には汚物の被害は
及んでいなかった。
長男は、便所から出た後、便所横の狭い空間に意識を失った
ように倒れこんだ。
そうこうしていると、おせっかいなオヤジが登場し、「私はこういう
のに慣れています」とか何とか言いながら、いきなり「ヲタク」の
左手を取り、力いっぱい脈を押さえ始めた。
「ヲタク」が、ちょっと不機嫌な声で「痛いですッ」と言うと、
「子どもさんにもこうしてやれば効きますよ」とか何とか言い
ながら放してくれた。
オヤジも気が動顛していたようだが、悪気(わるぎ)がないことは
わかっていたので、いただいた水のお礼を言いながら引き取って
もらった。
△倒れこんだ長男の足
結局、「ヲタク」は、その後、コビー号が博多港に着くまでの
約1時間、長男の足元に座ったまますごした。
気がついた頃には、「ヲタク」は汗だくになっており、自分まで
船酔いする始末・・・。
そういう中、長男の足を撮影したのは、「ヲタク」の意地だ。
(終わり)