△夜のソンド海水浴場
2007年夏の訪韓中、「ヲタク」夫婦と妻の妹夫婦は4人で夜の
ソンド(松島)海岸を訪ねた。
△「プサンナビ」より
最近、ずいぶんきれいに整備されたソンド海岸で夜景を楽しみ
ながら、貝焼きでもつまみに一杯やろうということになったのだ。
海雲台や広安里に比べるとビーチの規模は小さいが、雰囲気は
なかなかのものだ。
妻の実家がある草梁洞からも割と近いし、「ヲタク」一行にとっては
気軽に楽しめる夜のスポットだ。
△遊歩道と岩礁は橋でつながっている
「ヲタク」一行はビーチ沿いの遊歩道やライトアップされた岩礁、
それにソンド名物の屋台通りなどを一通り見て回った。
△ソンド名物の屋台。後方には建設中の橋が見える。
結局、「ヲタク」一行が腰を落ち着かせた店は屋台ではなく
ビーチ沿いの貝焼きの店だった。
その場で生簀から取り出されたホタテ貝やハマグリは、かなりの
大物だった。
「ヲタク」一行は、店のテラスのテーブルに陣取り、ソンドの夜景と
貝焼きを楽しんだ。新鮮な貝はなかなかの美味であった。
ちょっと残念だったのは、タイラギの身を小さなタライで焼いた
ことだった。大きなタイラギの貝殻を使って焼くと、もっと雰囲気が
出ていたはずだ。
何はともあれ、こうして「ヲタク」一行のプサンの一夜は更けて
行ったのであった。
(終わり)
2006年夏のプサン訪問から帰国後、印象的だった「貝焼き」に
ついてこのブログに記録した。
△조개구이(貝焼き)
その中で、鍋代わり(?)に使われている貝のことが、今日の
京郷新聞(電子版)の記事に出ていた。
△画像は京郷新聞(8月18日)
記事内容の紹介は省くが、この貝の名前は「키조개」。韓国では
主に南部の海岸に棲息している貝だ。
日本ではあまり有名な貝ではないが、実は日本にも同種の貝が
棲息しており、「タイラギ」あるいは「タチガイ」と呼ばれているとの
こと。
「カラス貝(말조개)」などでは決してないのだ!
ところで、貝焼きを食べたプサンの店では、「ヲタク」たちが
日本からの客だと知って、店の主人が日本語の質問をしてきた。
例えば、
--- 「꼼장어」を日本語で何というのか?
この魚は韓国では人気のある魚なのだが、日本ではほとんど
食べられていない。普通の辞典には載っていない単語だ。
しかし、この魚について以前、調べたことのあった「ヲタク」は、
本領発揮とばかりに、内心得意げに教えてあげた。
--- 日本語では「ぬたうなぎ」。
その時は、なぜか貝の話題は出なかった。
何はともあれ、「키조개」は「タイラギ」。
今度また、いつの日にか「知ったかぶり」ができる日が来るかも
しれない。是非、覚えておこう。
最後に、韓国語学習者向けに、韓国の「貝焼き」で焼かれる
代表的な貝についてその韓国語名を紹介しておく。
・・・
ハマグリ(대합)
ホタテガイ(가리비)
・・・
(終わり)
2006年夏、プサンの草梁で「조개구이(貝焼き)」の店に入った。
初めての店だった。
大きなカラス貝(?)の殻を浅い鍋代わりに使うなど、視覚的にも
楽しませてくれたが、味のほうも期待以上の美味で「ヲタク」も
大満足だった。
貝も新鮮だったが、あっさり系の甘酸っぱいつけダレが特に
印象的だった。ピリっとパンチの効いた唐辛子とうまく絡み合い、
貝の身のうまさを上手に引き立てていたのだ。
(ついに美食家を気どりはじめた「ヲタク」?)
やはり、海の幸を楽しまなければプサンに来た甲斐がない。
一般的にプサンには海の幸のおいしい店が多いのだろうが、
当然、場所や店によりけりだ。
詳述はしないが、今回、ある場所(チャガルチではない)に刺し身
料理を食べに行き、過去最悪とも言うべき失敗(不愉快な経験)を
していただけに、この貝焼きの美味には救われる思いがした。
--- 帰国前夜の酒席には最高の料理だった。また、行こう。
(終わり)
追記:
※2006年夏、「ヲタク」のプサン訪問関連の書き込みはこれにて終了。
※関連記事「タイラギ」
参加カテゴリ:地域情報(アジア)/語学・英会話
△「鯨肉専門店」と書かれた看板の左にはクジラの絵
プサンでの「ヲタク」の活動の拠点は東区草梁洞という街だ。
「ヲタク」の妻の実家や妻の姉夫婦の住まいがここにあるためだ。
プサン駅の山手側に広がる下町っぽい庶民の街だ。また、
大通りを挟んで駅の向かい側には中華街や外国人向け
マーケットがあったりするので、意外と国際色に富んだ街でもある。
ところで、2006年夏のプサン滞在中、その草梁の一角で
夜間にだけ営業するおもしろい居酒屋(?)を発見した。
△営業時間は夕方から深夜
屋台っぽい鯨肉専門の居酒屋がそれだ。今回は写真に収める
だけで満足しなければならなかったが、次回は是非とも、
韓国の鯨料理にトライしてみたいと思っている。
(終わり)
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