福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画と作家志望

2020年02月02日 |  〇映画・映画音楽

호랑이보다 무서운 겨울 손님 「虎より恐い冬の訪問客」 2018年
(959) 〇〇〇--



2018年に公開されたインディーズ系のドラマ。

小説家になる夢を断念した後、アルバイトをしながら、
女性のアパートで居候暮らしをしていた青年が主人公。

冬のある日、彼女の両親が上京してくることになり、
青年は2、3日、彼女の家を空けることになった。


△彼女のアパートを2、3日空けることになった青年(映画より)

しかし、青年が家に戻った時、彼女が引き払った
家には、すでに別人が住んでいた。

そうして彼女は青年の元から姿を消した。

映画の題名にある、虎より恐い「冬の訪問客」とは、
彼女が青年と別れるための口実に使った両親のこと
だったのだろうか?

いずれにしろ、青年は、彼女に逃げられた後、様々な
経験をし、再び、何かに突き動かされるように
小説を書き始める。

なかなか見ごたえのある、私小説風の映画だった。

(終わり)


洋画とコリアタウン

2020年02月02日 |   〇韓国系米国人

この週末、深夜のテレビでハリウッド映画を見た。

フェイク シティ ある男のルール」(原題:Street Kings)
の日本語吹き替え版だ。

ロスアンジェルスの闇にうごめく犯罪者や腐敗警官らを、
情け容赦なくあの世に送る過激でダーティーな刑事。

「ヲタク」好みのノワール系の犯罪アクションだった。

できれば、もう一度見直してみたいと思い、ネットで
映画を探したところ、オリジナル版を見つけた。

そして、ほとんど理解できないオリジナル版(英語版)を
見ながらも、細かい部分でおもしろい発見をした。

映画の冒頭部、主人公がコリアタウンで韓国系の
犯罪集団をあの世送りにするシーンだ。


△英語の直訳か?おかしなハングルも登場(映画より)

日本語吹き替え版には登場しなかった言葉で、
「ヲタク」が明確に理解できた言葉が2つあった。

一つは「コニーチワ」。

主人公が韓国系の犯罪集団のメンバーに近づく際に
口にした言葉で、メンバーから、その挨拶は
日本語だと指摘された。

そしてもう一つが「SSIBAL」。

主人公が拉致された少女を救出するため、犯罪集団の
アジトを急襲し、メンバーらを全員射殺した際に、
一人のメンバーが口走った言葉だ。


△メンバーの1人が弾を撃ち尽くし「SSIBAL」の一言(映画より)

この言葉は韓国語の卑俗語で、「くそっ」くらいの
意味。

週末、深夜のテレビで洋画劇場を見ながらも、ついつい
「ヲタク」らしさを発揮してしまった「ヲタク」であった。



(終わり)