内閣府が実施した「外交に関する世論調査」の結果が発表された。
それによると、中国に「親しみ」を感じる人の比率が32.4%と
過去最低を記録する一方、韓国に関しては昨年を5.6%下回った
ものの、なお51.1%という高い水準を維持しているという。
いわゆる「韓流ブーム」も下火を迎えたということなのだろうが、
韓国という隣国に対して「親しみ」を感じると答えた人の比率が
20代で61%、30代でも59%を記録するなど、「韓流ブーム」と
直接関係のなかった若い層ほど高率を示している。
「親しみ」の中身がどういうものなのか、具合的にはよくわから
ないが、隣国に対して関心を持ち、さらに言えば隣国の言葉を
学ぶ人がもっと増えればいいなと思う。
地域別の統計なども紹介してくれるとありがたいのだが、「西高
東低」であることを期待してみる。
「オタク」は隣国と地理的にも近く、隣国の人と接触する機会の
多い九州、山口で韓国語(朝鮮語)を学ぶ人がもっと増えてほしいと
願っている。
では、関連記事の中から一部のみ日韓対訳で抜粋して紹介する。
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中国に「親しみ感じる」最低に/内閣府調査
중국에 대해 "친근감 느끼다" 최저치 기록 /일 내각부 조사
(読売新聞)
一方、韓国に対しては、「親しみを感じる」人は51・1%で、5・6
ポイント減。「韓流ブーム」で過去最高を記録した前年よりやや
減ったが、なお高い水準にある。20歳代では約61%、30歳代も
約59%と、若いほど韓国への親近感は強い。親しみを感じない
人は44・3%だった。
한편, 한국에 대해서는 "친근감을 느끼다"고 응답한 사람이
51.1%로 5.6% 감소했다."한류열풍" 영향으로 사상최고를 기록한
전년에 비해 다소 감소했으나 여전히 높은 수준을 유지하고
있다. 20대에서는 61%,30대에서도 59%를 기록하는 등 젊을 수록
한국에 대한 친근감을 많이 느끼고 있다."친근감을 느끼지
않다"고 응답한 사람은 44.3%였다.
日韓関係が良好だと思わない人は16ポイント増の50・9%と、
良好だと思う人(39・6%、前年比15・9ポイント減)を4年ぶりに
上回った。小泉首相の靖国神社参拝などをめぐり、韓国が首脳
交流を中断していることが影響したと見られる。
한일 관계가 좋지 않다고 생각하는 사람은 16% 증가한 50.9%로
좋다고 생각하는 사람(39.6% 전년대비 15.9% 감소)을 4년만에
웃돌았다.고이즈미 총리의 야스쿠니신사 참배문제 등을 둘러
싸고 한국이 정상회담을 중지한 것이 영향을 준 것으로 보인다.
(終わり)