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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

魔王 (途中経過)

2007-04-09 21:18:48 | 韓国ドラマ ま行
最近ブログに来てくださる方は、魔王の視聴日記を楽しんでくださっている方が殆どのようなのだが、あんな感想でいいのかと非常に不安だ。
筋を追いかけるので精一杯なので「キャー」とか「素敵」とうっとりしている暇がない。
暇がないので、うっとりしたとは書けない。更に難しい台詞の多いスンハ(チュ・ジフン)については記述が少なくなる。結局、スンハについては、今のところ、「怖い」「冷たい」の二つの形容詞があれば十分という有様だ。

チュ・ジフンについて書けない分、オム・テウン演じるオスについて十分に書けているかというとこちらも心もとない。
父親に反抗していた少年時代に負った傷を心にかかえ、あえて刑事になったという難しい役。

双子の弟になりすまし、復讐を遂げる役柄だった復活が、ブームになったのは「神さえも復讐をする自分を裁くことができない」という状況に置かれた主人公の気持ちに、観ている人がみな感情移入できたせいだ。一番身近な人にさえ自分の身分を明かさずに復讐しようとする彼を応援こそすれ、誰も裁くなどということは考えなかったはずだ。
自分が同じ立場で復讐するかどうかは別にして、あの状況のドラマを見ていれば、誰もがオム・テウンの演じる役を応援したことだろう。

だが、今度のドラマはかなり状況が違う。いくら少年時代屈折した心を持っていたからといって、人を殺めた過去は消えない。人はどれだけ変われるかというテーマも、人を殺めた過去によって人生が狂ってしまった人間が身近にいるとなると、かなり難しい問題になってくる。

やり直したい。人はどれだけ変われるのか。

皆がすんなり感情移入できる設定ではないだけに、かなり難しいだろう。
そうかといって、復讐を計画しているスンハに感情移入できるかというと、これもまた難しい。
復讐は復讐しか生まないような気がするし(復讐も結局は破滅に繋がる道ではないのか?)スンハ演じるチュ・ジフンにも今のところ、冷たい、怖いとしか思いつく言葉がないからだ。