私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

魔王 第10話

2007-04-21 17:53:39 | 韓国ドラマ ま行
桜の咲いた庭に出ている女性に花を差し出すスンハ。「凄く疲れているみたい・・・」とスンハの手を握ろうとするも、目の見えない女性はどこにスンハの手があるか分からないのだ。
「姉さん 元気にしているよ。しょっちゅう来れなくてごめん」と謝るスンハに「王妃になったみたいよ」と優しい言葉をかける姉さんだが・・・
ここで謎が一つ。死んだテフンには弟が一人いるだけだったのだ。その弟がスンハのはず。さてこの姉さんは誰の姉さんなのか?
(スンハの回想 花屋の前に立つ少年二人)
「花が好きなの?」
「香りが好きなんだ。この花は姉さんが好きなんだよ。」(もう一人の少年の姉が、あの目の見えない女性なのだ・・・)
スンハは本当にスンハなのか?

自分の下にやってきたカードの意味を尋ねるオスに「このカードは待つカードです。夜は何も見えないから、待たないと・・・・」
「待たずに動いたら?」再び訊ねるオスに「待たずに動いたら死ぬの・・・」というヘインの返事。(何を待つのか?)

老人の元を訪ね12年前の記事の内容を確認し始める記者。
「12年前に頼まれたので書いた記事です。貰ったものを書いただけなのですから、知っていることを話してください。」そう詰め寄る記者に「記事は全部本当だ。最後まで信じろ」と怒る老人。(この記者は自分で取材しなかった記事を書いたのか?)

何でスンギの元に送られてきたのは人形でなくて写真でなければならなかったのか?
何故スンギの元にソクジンとオスの兄嫁の写真が送られてきたのか?やっと二人の不倫に気づいたスンギは、勿論オスにもその事実を隠し、何かをたくらんでいるに決まっているのだ。

「被害者の家族は・・・交通事故で死んだんだ。顔が酷くて確認できなかった。俺が事件の担当者だったから呼ばれたんだ。関係者が誰もいないから警察で・・・」
チャ・ガンドはテフンの弟が死んだ交通事故の状況を調べ始める。交通事故なのに、外見で身元確認が出来ないほど損傷しているって一体・・・

手紙とタロットカードの受け渡し場所に使われているロッカーを張り込んでいたオスの元にやって来るヨンチョル。
「本当に偶然なのか!」我を忘れるオスの態度に「前と同じだ。お前はやっぱり悪い奴だ。テフンもお前が情けない奴だっていってた。もう一度やったら訴えてやる」震えながらその場を立ち去るヨンチョル。そして情けない奴という言葉を聞き、立ちすくむオス。(この何度も出てくるハンシマダという単語。「情けない奴(ハンシマン ノム)オスがこの言葉に過剰反応するように、私もこのドラマを観終わってもこの単語を決して忘れることはないだろう。)

オスの元にきたタロットカードでピエロを透視するヘイン。(コンビニやデパートのオープニングにやってくる客寄せのピエロを見たのだ)
オスが夢に見る12年前の事故。
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オスがテフンに向けたナイフ。そのナイフを持つ手を掴み、自分の腹に引き寄せるテフン

とうとうオス父に接触する記者。
「ご存知かもしれませんが、正確に言うと息子さんが関係した12年前の殺人事件・・・記者だから真実を知りたいだけなんです。6ヶ月の間に被害者の家族全部死んでしまったのは、ご存知ですか?」
「本当に残念だ。でも君の発見した事実と、私の事実は違うかもしれないがね・・・それが何か?問題でもといった雰囲気のオス父。
(オス父が家族全部死んでしまったことにまで関係あり?なのか)

「帽子を被っていました。そして話しませんでした」ピエロは小包を預かりコンビニから発送したのだという。その送り先はあの記者ジュンピョ。
次の被害者はジュンピョではと、張り込むオスのことなど知らず、ジュンピョは12年前の交通事故の事を調べ始める。
「どうして交通事故は弟になんの関係もない場所で起こったんですか?誰か顔を確認したんですか?」ガンドと同じところに疑問を持つジュンピョ。
交通事故現場のスーパーにまで聞き込みに行き、12年前の事故の様子を聞き出すジュンピョ。
「男の子が二人で一緒にいたよ。次の日 一人だけだったから聞いたんだ テソンかって? でも違うっていうんだ 僕はスンハですって言うんだよ」

青い炎の部屋で指輪と二人の少年が写った写真を見つめるスンハ。少年のスンハとそして花屋で一緒だった少年が一緒に写った写真・・・・
(しかし亡くなったテフンの弟の名前はスンハではなかった。弟の名前はテソン・・・・)

***ヘインをめぐるオスとスンハ

「俺に資格があるのか?そんな考えが頭から離れないんです」休もうとしないオスは苦しい胸の内をヘインに打ち明けるが、ヘインから「刑事さんを信じています」という言葉を聞き、笑みを浮かべるオス。

「お母さんには連絡していないです。かえって心配するかと思って」倒れたヘインを介抱するスンハは、ヘインの母親を気遣う優しさを見せる。
さらにオスからの電話に出、「ヘインさんは今寝ているので、電話に出られません。寝てるって・・・言葉通りの意味ですよ。今寝てるんです。又後で・・・」
倒れたヘインを見つめながら、オスの気持ちを挑発することも忘れないのだ。

ビルの屋上に立ち、夜の街を見つめるスンハと、12年前の事故を思い出し眠れない夜を過ごすオス。

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やっと10話。折り返しまで来た。来週は不倫問題に悩むホテルマン ソクジンに何か展開があるのか?そして交通事故で死んだのは誰なのか?