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「死んだ人を探すのですか?」というスンハに「チョン・テソン、オ・スンハはあなたですから・・・・」という記者。
「本当のスンハが死んだ現場にいてあなたは空からチャンスが降りてきたと思ったでしょう。だから名前を捨てて」とスンハが選んだ新しい人生について話す記者に「そんな事はボクに言わないで警察に言ったらどうでしょう?あなたも利用されたというけれど、どんな理由で、記事を書いて、被害者の家族を傷つけたんですか?ますます理解に苦しみますね。僕が弁護士ということを忘れていないですか?僕がやったという証拠はどこにもないですよ」と弁護士らしい整然とした反論で記者に応戦するスンハ。
あなたを守ろうとタロットカードをあなたに送ってみましたという記者には「惜しかったですね。カードの選び方を間違っていましたね。(もっと別のカードを送れば完璧だったのか?)」と駄目出しまでし、「私を殺そうとカードを送ってきたんですか?」という記者の質問には「ボクがテソンなら記者にやり直す最後の機会を与えてあげてもいいと思うでしょうね」と殺すという合図というより、最後の謝罪の機会を与えるつもりだったことを示唆するスンハ。
(これまでの人は、そのメッセージを理解することが出来ずに、殺されていったということなのか?)
昨日の事を謝りに立ち寄ったオスに「ソラは優しいおじさんとの約束を守ることが大事だと考えていたようです」とソラの秘密を報告するヘイン。
そんなヘインの透視の結果を聞き、ヨンチョルの背後にいる人物の存在を確信するオス。
スンハは自分に送られてきた写真を警察に届け出る。
写真を見て、(写真に写っているのはソクジン、そして父親の車)この先自分が警察を辞めることになるかもしれないことも覚悟するオス。
「カンナムのキャバレーのキョン・ジョンチョルを訪ねたのは、記者(ソ・ジュンピョ)のためか?どうして親父がこいつと会っているんだ!」ソクジンに詰問するも、「何か頼みごとがあったみたいだ・・・」としか分からず。
(オスは父親に対しても「父さんが相手をしているのは、ソ・ジュンピョではなく別の人です。俺に任せてください」と刑事らしい態度を見せるが、「お前は世の中の事をわかっとらん」と相変わらず冷たい態度だ。)
「お前が秘密を守らなきゃいけないのは、親父に対してじゃなくて、兄さんに対してだ」そんな風にいうオスの言葉にも逆らえないし、自分を脅迫するスンギの存在もどうすることもできず、更にスンギを疎ましく思うオス兄の鋭い叱責も受けるソクジン。
登場人物それぞれが真実に近づこうと・・・取った行動
裏を取ろうと12年前の担当教師のもとを訪ねるも「オスのことは許せないが故意じゃない。」という教師に「でも真実を隠そうとするのは卑怯じゃないですか?」と食い下がる記者。
そんな記者に「真実が何かを知らないまま、学校に暴力はなかったと記事を書いた記者が一番卑怯な加害者です。それが私の知っている真実です。」という教師。
ヘインは、キム・ヨンチョルの元を訪ねる。
「ソラはあなたとの約束を守りました。私も子どもの頃は友達がいませんでした。だから一人が辛いことも知っています」というヘインに「あなたは知っているってことですか?」と逆に尋ねるヨンチョル。
お願いじゃない警告だ!とスンギを問いただすオス。
「ヨンチョルの会った理由はなんだ。嘘をつくのは何故だ。本当の事を言うつもりになったら電話して来い」
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写真から何かを探ろうとするオスだが、ヘインは何故か透視が出来ず。
ソ・ジュンピョはオス父と取引をしようとするが、「真実がはっきりして息子が刑事を辞めても望むところだ」というオス父の話に怯える。
「ボクを守ってくれますよね?これから人に会うのですが、どうしてもその人を信じることが出来なくて・・・来て守ってくれれば、誰がこの背後にいるか教えます。証拠もあります」そんな風にオスに守ってもらうことを考える記者だが、なんとその途中3人組に襲われ交通事故に遭う!!!!(韓国ドラマとして当然の展開だ)
約束しているのに間に合わないオス。
そして倒れる記者のそばにいるのは勿論スンハ。
「どこまでやれば気が済むんだ!」というオスの雄たけびと、空を見上げてハッカ飴を食べるスンハのアップで12話終了。
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ヘインをめぐる二人
「昨日キチンと帰れましたか?えっ覚えていないの?酒癖が悪いとは知りませんでした(笑)」とヘインにからかわれるオス。
ヘインと一緒に雨宿りをした12年前の出来事を思い出すスンハ。