私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

魔王 第8話

2007-04-15 18:55:20 | 韓国ドラマ ま行
ヘインの勤務する図書館を訪ねるオス。
「こないでそこにいてください。ヘインさんに話さなければならないことがあります」
父親と不仲だった12年前の自分。弱いものをいじめて殴って過ごしていたこと。自分がどれだけ卑怯な奴だったか・・・
でもそんなことを止めようとして、最善をつくして生きていけば、神様も許してくれるかもしれないと、そう思って・・・今も分かりません。
どうすればいいのか、わかりません。俺が悪い奴なのか・・・と自分の過去を語るオス。

「重要なことは、今です。誰にとっても・・・選んだ道を信じて行ってください。自信がなく、暗い道であろうとも・・・刑事さんを救うことが出来るのは、自分自身だけなんです。」
オスのそばに立ち、優しい言葉をかけるヘイン。
(言葉の出ないオスの代わりに、私がヘインに御礼を言おう・・・)
「許されなくても、逃げません・・・」と刑事を辞めることを撤回するオス。

ソラの母親から子どもを預かることを頼まれたスンハは、ヘインの母親にソラの世話を頼む。
「明日は夕食をとらずに来てくださいね」そのクールではあるが、ソフトな雰囲気から、ヘインの母親の気持ちもすっかり掴んだスンハ。

「ソラの母親が容疑者なのは確実ですか?」
誰がソラを警察に連れてきたのか?ソラとあった状況を尋ねるオスに「ソラを助けたのは偶然です。」と説明しながらも、弁護士らしく理路整然と昔の事故とのかかわりを尋ねるスンハ。
「12年前の殺人事件・・・ いや殺人事件じゃなかったですね。失礼しました。」こんな風にオスを動揺させることも忘れていないのだ。

「刑事さんは仕事が沢山あるから・・・」とスンハに家まで送ってもらったヘインは、殺人事件との関わりが怖くないかとのスンハの問いに「私に出来ることが何かはわかりませんが、とめたいんです。」と語る。(とめる相手はスンハなのか。スンハはヘインの言葉があれば思いとどまるのか?)

ソラの母親の供述から、テシクがガス銃による喘息の発作で亡くなったことが分かる。
現場にあった人形と同じ人形をソラが持っていることから、ソラに人形を上げた人と犯人が繋がっている可能性があること。そしてガス銃は夫から送られてきたと話すソラの母親。
(勿論ヘインはソラの人形に手をあてて透視する。ソラが迷子になった時、高校、地獄門、そしてスンギの顔)

昔の事を思い出し、夜も眠れぬオスを心配するヘイン。
感謝の言葉を口にするオスに「私が出来ることをするだけです」と語るヘイン。
(ヘインが真実を知った時の衝撃の大きさを考えると、こんな風に笑顔で語るヘインの未来を案じてしまう・・・)

部屋で一人笑みを浮かべるスンハは「被害者には弟が一人いたそうです」という事務長チェ・ガンドの言葉にも動じない。
「弟を探せば、事件解決の糸口になりますね」などと語っているではないか?何か秘密があるのか?
勿論チーム長も、容疑者は被害者の弟と疑っているのだ。

「この住所に連れてきてください。」テシクの事件解決にはソラの証言が必要と非公式にスンハに協力を求めるオス。
「容疑者は誰ですか?」とのスンハの問いに「それは話せません・・・」と拒否するオス。なんとしても事件を解決しようとしているのだ。


ソクジンが偶然ヨンチョルと書店で会った話を聞いたオスは、後輩に頼みヨンチョルを探し出す。
「ヨンチョル 久しぶりだ・・・」彼の勤務する出版社を訪ねるオス。

****
スンハとヨンチョルの繋がりは・・・そして記者とスンハの繋がりは・・・・

そして刑事を辞めないオスのことを後輩達は許してくれるのか・・・
(ここでもチーム長がオスのパートナーに「どんなことがあっても、オスを信じる自信があるか?」と言っている。いいチーム長だ。)

スンハの部屋 青い炎の部屋と命名したい。ブルーの照明が冷たくとても怖い。

オム・テウン 本当に上手い。非常に難しい役なのに、キチンを自分で見せ場を作っているのに、毎回感心する。




魔王 第7話

2007-04-15 18:16:33 | 韓国ドラマ ま行
「私が発見者でした」予想もしなかったヘインの言葉に後ずさりするしかなしオス。
「卑怯な奴・・・ひとりじゃなんにも出来ない情けない奴だ」昔の言葉が蘇る。
そして廊下の向こうから歩いてくるのは当時の先生ではないか・・・
「ここで会うとは  刑事になったことは聞いている」とういう教師。
「この学校に通っていたんですね」そんなヘインの言葉も耳に入らず、交差点の真ん中でアクセルを踏むこともできないオス。
同じ頃スンハは一人運転し、黄色い花束を抱え、森の中の大きな樹のもとを訪れるのだ。(勿論樹を見上げることも忘れない)

呆然とするオス。そして「この樹はずっとここにあるから、又テフンにも逢えるから・・・」そんな母親の言葉を思い出し、そして「お元気でいらっしゃいますよね?元気でしょ?」と空を見上げ二人に話しかけるスンハ。そして樹の根元に黄色い花束とハッカ飴を供えて立ち去るのだ。そんな二人のバックに流れる♪どうすることも出来ない・・・・待たないで・・・振り返らないで・・・愛さないで・・・という歌。(この歌、繰り返し繰り返し流れている)

いつまでも居候するスンギに困っているソンシグに「テシクは事故じゃない。次はお前とスンギだ。タロットカードが、いや なんでも送られてきたら、連絡しろ」犯人の意図が分かってきたオスはこんな風に注意するしか出来ないのだ。勿論ソンシグに送られてくる赤い封筒に入ったオス兄嫁との密会写真。しかしそんなオス兄嫁との密会写真を取られてもなお、ホテルの一角であってしまう二人。この二人 脇が甘いのだ・・・


12年前の事故否殺人・・・・

四人を呼び出し「ヨンチョルをいじめるのは止めろ。卑怯だ!情けない奴だ」と意見するテフン。
「情けない奴だ」その言葉に過剰に反応したオスは、テフンの持っていたナイフでを取り上げ、そしてもみ合っているうちにテフンのわき腹をナイスで刺す。
左のわき腹に刺さったナイフをみつめながらも、その場を立ち去る四人。

チェ・ガンドを訪ね、自分の下に送られてきたテフンの写真を見せ、関係あると思われる顧問弁護士の事件の事を訪ねるオスの元担任。
更に警察へも足を運び、事件の事を探ろうとするが、勿論チーム長が詳細を語るわけがない。
父親を早くに亡くしたテフン。事件後母親も事故で死に、そして弟はその後町を後にしたという。誰も弟とはあっていないのだ。
勿論 元担任は、いじめられていたキム・ヨンチョルの元も訪ねる。
「お前を庇おうとして、テフンが事故に巻き込まれたんじゃないのか?」そんな先生の言葉に正直に話すことが出来ないヨンチョル。
それは12年経っても変わらないのだ・・・

(こうやってどんどん12年前の事件と今の事件の繋がりを知っていく関係者。)

学校での様子が気になって仕方のないヘインは、チーム長の元を訪れるが、「まずはオスに話してから、ヘインに話すよ。それが順番だ」と非常に冷静な態度だ。
そんなチーム長に「刑事を辞めます」と辞表を差し出すオス。
「俺の納得出来る理由を話せ」というチーム長に「俺が情けない奴で、悪い奴だからです。忘れていました。」というオスに、「だから逃げるのか?」と怒るチーム長。
「又逃げるのか?お前の友達が死んだ。友達には家族もいるんだ。それなのに、お前は一人で逃げるのか?俺がお前が好きなことを知っているか?真っ直ぐな気持ちがあって・・・それが今はなんだ辞表?お前がどれだけ悪い奴で情けない奴だったってことは俺も永遠に忘れない。だからお前も忘れるな。絶対に忘れないためにも、自分のやることをするんだ」
(なんていい チーム長だ・・・)更に「刑事を辞めて自分で犯人を探します」というオスに「そんなことは個人的な復讐に過ぎない。正々堂々とやれ。犯人の目的はお前を又情けない奴にすることだ」と檄を飛ばすのだ。いい人で泣けてくる。

「お前は悪い奴だ」
「そうです。卑怯で良心もなく、ゴミみたいな奴です」
「お前みたいな奴がいる世の中が大嫌いなんだ」
そんな担任の教師の体罰に耐えながら
「でもそんな先生は何をしたんですか?何故何もしなかったんですか?何故何も信じてくれなかったんですか?」
12年前の担任の教師の言葉を思い出しながら、夜のハンガンを見つめるオス。

居候するスンギを疎ましく思うソクジン。勝手に鞄を調べるソクジンに「殺人者のオスに言われて監視しているのか?これは警告だ。俺のことを刺激するな!」と怒るスンギ。
(タロットカードの話などしても、なにも信じようとしないスンギ。次に狙われるのはスンギか?ソクジンか?)

「俺はまだまだ悪い奴だ!父さんに出来ないことはないだろう?俺が望むのはこんなことじゃない・・・俺の事を信じてくれれば」
酔った勢いでしか、父親に意見することが出来ないオスの涙・・・・

*****
担任の教師まで登場し、ますます複雑になる人間関係。
そして今回はチーム長の言葉に泣かされる。

スンハが訪れた樹。私が思い浮かべる松は、寛一お宮の松なので、随分雰囲気が違う。あんな風にくねっとした樹でなくてよかった。