私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

チャイナ・パワー 映画革命の衝撃

2009-11-23 15:41:34 | 香港(香港映画&中華明星)
昨日の夜は珍しくNHKスペシャルを見る。
勿論@チャイナ・パワー 映画革命の衝撃というタイトルに惹かれての事だ。

香港→ハリウッド→中国本土という時代の流れに遅れずに、自分のキャリアを積んできたピーター・チャンに注目しつつ、これからの中国映画の行く道を色々な角度からリポートしていたのだが、とにかく熱い。
中華5000年の歴史(4000年じゃなく5000年らしい)が自分達の英知を集めて面白い話を作ろうとしているのだ。場所は広いし、人は沢山いる。そこにはCGでは作れない熱気や砂埃が直接感じられるというもの。
追いかける方と追いかけられる方という立場で考えて見ると、追いつきたいと思う熱気の方が勢いがあるというものだ。

監督とプロデューサーはまったく違う職業だと思うのだが、(同じ映画を作ると言ってもまったく違う能力が必要だと思う。)カメラの前に座っていない時のピーター・チャンの顔が、「あらゆるメディアを使って、映画宣伝にパワーを集中させたい」とブームを作り出そうという戦略を練っているその顔が、まさしくお金を扱うビジネスマンという雰囲気で本当にびっくりした。
瞬時に自分のチャンネルを切り替えるパワーと集中力があってこそ、監督とプロデューサーという二つの職業が出来るのだと思う。

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こういう番組を見ると、どうして中国語でなく韓国語を勉強することにしたんだろう・・・とやや後悔の念に駆られる。勿論今から中国語を学べばいいだけの話なのだが。。。。

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大掛かりな大作もいいが、私にとってはやっぱりピーター・チャンはレオン・ライのラブソングの監督というイメージが一番強い。

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