私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

賃貸物件の悩み

2009-11-24 21:11:19 | 日の目を見ない会社員のブログ
「敷金から修繕費が引かれ、敷金が殆ど戻ってこなかった」というのは賃貸物件を退去した際によく聞く悩みだと思う。
敷金はなにかあった時のために大家さんが店子より預かるもので、決して修繕費要員ではないはずなのだが、一昔前は当然のように修繕費の前払いのように考えられ、敷金が戻ってこないというより、戻ってこない上に追加で支払いを求められた人も沢山居たと思う。
あんまりトラブルが多いので、東京都が「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」を作成し、大家の負担、店子の負担を契約書に明記するように指導したりしていたらしい。

その結果、経年劣化のすべてが店子負担ということはかなり減ったらしいが、その代わり特約事項が付く物件が殆どになった。
ガイドライン通りではあんまりだと考えた大家側が、契約書に特約をつけ、店子側にも修繕費をキチンと払ってもらうということにしているのだ。
勿論入居の際に特約が付いていることは確認しているはずなのだが、入居の際はそんなことに頓着しない入居者が多い。
退去の際に「東京都の賃貸借トラブルガイドライン」の話を持ち出し「いや・・・それはそうですが、特約条項が付いていますから、これとこれは入居者さん負担でね」と大家さんからいわれ、特約条項について気が付く人が殆どだと思う。
入居者の人は、自分が入居する際にしか契約書を見ないが、大家さんは複数の物件を相手に契約しているのだ。それは大家さんの方が何枚も上手に決まっている。

退去前にはキチンと掃除をするのが礼儀だと思うが、どんなにキチンと掃除をしても、「退去時クリーニング代」というのが取られるようになっているのが、物件退去の見えないルールだ。
これも特約にキチンと明記してある物件が多い。
退去時クリーニング代をもらうとだけ書いてある物件は、値引き交渉も出来るかもしれないが、クリーニング代の金額までキチンを特約に書いてある場合は、交渉など出来ない。それが特約、それがルールだからだ。


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大体、先方は交渉したくないから、特約に条項を入れているのに、「特約が付いているなんて知らなかった。入居時にキチンと明示されなかった!!」などと今更騒いでも仕方ないのだ。自分で印鑑を押してしまったのだから。。。。
そんな風に騒いでいるのは20歳代前半の青年。
「不動産業界は汚い」などと相手に毒づいても、物件は借り上げ社宅で法人契約。社宅規程にもキチンと修繕費は入居者自己負担と明記してある。
「こんなルールは間違っている!!」などと逆切れされても困るので、是非支払って欲しいと思う。