私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

マイプリンセス 第10話

2011-02-05 20:31:49 | 韓国ドラマ ま行
「僕が迎えに行くかどうか気にしている人がいるから・・・一緒に迎えに行きましょう」と教授と一緒にソルとユンジュを迎えに行くヘヨン。
ユンジュの肩越しにソルを見つけるヘヨンと、ヘヨンの肩の向こうにあるユンジュの顔を見つめる教授。
アラサーの男女が主人公のドラマなので、ラブコメながらもこんな切ない場面があるのだが、ラブコメ度合いと切ない度合いと、さらに政治的な駆け引きと、色々調整が必要なことが多いのかこのドラマの特徴でもあり、難しいところでもあり。

ユンジュをホテルに送った後にヘヨンがソルを再び迎えに行くようなことがあると、ぐっと切ない度も盛り上がるような気がするのだが、そこは大人の公務員。ソルも言うとおり、そんなことはしない男なのだ。

いつもはクールなユンジュも、辛いことがあった後は、教授の家をそっと訪ね、ドアの暗証番号が昔のままなのを知り、教授が完全に自分とのことを精算したのではないと、ちょっとほっとしたりしているではないか。
そんな姿を見て、教授も心が揺れていると思われるが、「面倒だから番号を変えなかっただけ。他意はない」と彼女を受け入れるそぶりも見せず。
ヘヨンと同じように教授も大人の対応なのだが、ここでユンジュに何か一言言えばドラマも盛り上がるのに・・・と思ったり。

ソルにインタビューのコツを面白おかしく教えたりする場面が続くのではないのが大人向けのラブコメを目指しているらしいこのドラマの特徴か。
ソルの姉は、ソルの机からこっそり持ち出した香り袋を武器に自分が本当は王女というシナリオを着々と演じているではないか。

そんな姉の企みも知らず、自分と同じ孤児たちを元気付けたいと宮殿に子ども達を招待し、白雪姫を読み聞かせ、手作りのカルビタンを振舞おうとするソルだが、それはいとも簡単に大統領の人気取りに使われてしまうのだ。
「このまま利用されるだけでいいのか?公務員の俺がどんな思いでこれは政治的なものではありませんと言ったか分っているのか?」と怒るヘヨン。

政治的な目的でソルを利用している大統領の前でそんなことを言ったら、大統領を敵に回すのも一緒。
大人のヘヨンにしたら、清水の舞台から飛び降りるようなものだ。
そしてソルの部屋を訪れ「王女になるのを諦められないのか?ただ僕の彼女でいるんじゃだめなのか?」と唐突な告白。
アラサー男子としては、かなり大胆な告白だが・・・・
ここに自分の父の問題がどんな風に絡んでくるのか?

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ファンとしては、スンホンのラブコメも眉間の皺も楽しむことが出来る一粒で二度美味しいドラマなのだが、ドラマとしては、ちょっとどっちつかずと思われる。
でもキム・テヒもラブコメと切ない乙女心を行ったり来たりかなり頑張っている。
2人のこの頑張りがもう少し活かされるといいのだが。。。。