義理の姉が香袋を持っていただけでもショックなのに、自分の父の死にヘヨンの父が関係しているかもと知り、更にショックのソル。
更にその傷口に塩を塗りこむのがヨンジュ。
「あなたがどんなに頑張っても王女に戻れることはない。今は香袋のことだけだけれど、あなたが戻ろうとするなら、今度はヘヨンのお父さんの話題がマスコミに流れるわ。ヘヨンがどんなにショックを受けるか。。。。。」2人のことをロミオとジュリエットと言っておきながら、ソルを陥れることに余念のないヨンジュ。
もうちょっといじめるにしても可愛げのある、人間味のあるいじめ方があると思うのだが、ちっとも面白いところがないいじめ方だ。
ヘヨンの父の話を持ち出したことを実の父の疑われても、なんだか可愛さがないし、教授にも通り一遍の態度だし、主な登場人物が4人なんだから、もうちょっとユンジュに冷たさ以外の何かを求めたいのだが、それは12話まで来ても全然なしだ。
「もっと早くに打ち明ければよかった・・・・」とヘヨンが父のことを打ち明けようとするのをあっさりさえぎり、ヘヨンを傷つけまいとするソル。ソルのこんな可愛さがちょっとでもユンジュのキャラクターの中に見えればドラマももっと盛り上がるのに・・・・
なんとしても自分の父親の情報を集めたいと、ヘヨンの祖父の会社からリストを貰い片っ端から電話をかけるソル。
そしてその中にはなんとアメリカの連絡先。
アメリカといえば、ヘヨンが何度もアメリカの父親の元に連絡していたではないか。勿論リストの電話番号は勿論ヘヨンの父親のもの。
そんな中ソルとヘヨンが会いに言った中年男性は誰なのか?というところで、かなり長めの12話終了。(優に10分はいつもより長かったと思う。韓国らしいアバウトさか。編集する余裕もなかったのか。。。。)
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1人宮を出て行くところのないソルを迎えにいったヘヨンが、彼女を匿う場所に選んだのはなんとライバルである教授の家。ヘヨンのおごりだからとさりげなく一番高いお肉を選ぶ教授の姿など、もっと面白く描ければ、ドラマも盛り上がるだろうに・・・・こういうコメディ部分をもっとひっぱればいいのに、教授を演じるリュ・スヨンなどあんまり大人でおとなしいキャラクターで全然はじける場面がないのだ。大人の男性なのは分るがもっと見せ場を作ってあげないと。。。もったいないと思う。