私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

戦火の中へ

2011-02-21 23:11:59 | 映画鑑賞
60年前の朝鮮戦争の際、韓国の学徒兵71名は、戦場経験が僅かにある3人をリーダーとして、自分達だけで浦項(ポハン)を守ることになる。
韓国軍兵士たちは、最後の砦となる洛東江の戦いに全力を集中し、連合軍の援助も期待は出来ない。負け戦になることはわかっていても、逃げずに戦う道を選ぶ71名。

リーダーを演じるT.O.Pの演技に正直びっくりした。
アイリスの時の世の中を見下したようなヒットマンの印象が強かったのだが、今回の演技の中にはそんな態度が微塵も感じられないのだ。BIGBANGで歌っている姿はなんとなく装っているという雰囲気があると思っていたのだが、この映画の中のまなざしは、戸惑いつつもただただ前を向こうとする青年のものだ。

そんな71名を見つめる北と南の兵士を演じるチャ・スンウォンとキム・スンウの演技も印象的だった。
何の経験もない71名を置いていくしかない南の隊長。
「生まれた場所が違うだけで、俺達は同じ民族じゃないか。投降するチャンスを上げよう。」と、一度は若者にチャンスを与えようとする北の隊長。
立場は違えど、71名と向き合おうとする隊長2人の思いも伝わってくる。

学徒兵たちの自分達を犠牲にしても守りたいものがある。という思いはひしひしと伝わってくる。
でもそうであればあるほど、この映画を見る時代が幸せなものでなければならないと思う。
もし今の時代が60年前と同じような状況であったら、この映画は間違いなく戦意高揚映画になっただろう。
そうなってはいけないのだと強く思う。。。。

***
この映画を撮った監督が、この作品も撮っているのだ。

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今日のスンホン・・・ネイバー検索記事より

2011-02-21 21:24:50 | ソン・スンホン(宋承憲)
「マイプリンセスを来年 ミュージカル化!!その為の大オーディション!が6月に!!!」という記事がたくさん出ている。

なるほど ミュージカルだったらかなり楽しいだろうと思う。
重苦しい部分と明るい部分の対比がドラマよりミュージカルの方が活かされると思われるし。。。
題材も16話のドラマよりも2時間から3時間のミュージカルにぴったりと思われるし。。。。