私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

アテナ 戦争の女神 第16,17話

2011-02-15 21:33:52 | 韓国ドラマ あ行
NTSに乗り込んだアテナの人間爆弾たち。
身体に大量の爆弾を巻いてNTSに乗り込むのも凄いが、それをNTSの要員(ジェヒ)に巻きなおしてアテナのメンバー達は脱出するというのも凄い。(国家安全部がこんな安全体制では困るがまぁそこはドラマ・・・)
その爆弾を取り除くためにやって来るのが特別出演の東方神起のチャンミンなのだが、これが特別出演とは思えないほどの立派な働き。
あんなに若い爆弾処理班の責任者がいるのかと思うが、そんなことはちっとも感じさせずに力技で爆弾処理班のメンバーを好演。

こんな大がかりな出来事、もちろんアテナのテロの一環なのだが、結局はソン・ヒョクがヘインを奪還したいがためにやっていることなのだ。
ヘインを奪還しようとするソン・ヒョク。
そしてヘインを助けようとするジョンウ。
しかしアテナに戻ることでなく、ジョンウたちNTSの元に残ることにし、ソン・ヒョクにとうとう銃を向けることになるヘイン。

その上、NTSに残ったヘインはソン・ヒョク達がどこにいるか、ジョンウと一緒に探す道を選ぶのだ。
ジョンウと一緒にヘインが自分たちを探しに来たことにショックを受けるソン・ヒョク。

*****
最初は革命(テロ?)のために戦っていたはずのソン・ヒョクだが、最近はもうずっと目的はヘインを自分のもとに取り返すために戦っているようだ。
目的が違ってしまったソン・ヒョクを止める者はだれもおらず、さらに自分の手元にヘインが戻ってこないであろうことを痛いほど感じているであろうソン・ヒョクの進む道は。。。どこに。。。。

キム・ソヨン演じるソンファが普通の生活を送っていたにも関わらず、夫と娘を殺されるというドラマもあったのだが、爆発音に気をとられることの多いこのドラマ。どうしても派手なシーンが印象に残る。そんな中、数々のアクションシーンにも埋もれないソン・ヒョクのあくの強さがどうしても印象に残るのだ。

最後の忠臣蔵

2011-02-15 21:24:46 | 映画鑑賞
昨日の日経夕刊の映画美術監督の西岡善信氏の記事。
その中にこんな一文あり。

今年の正月映画『最後の忠臣蔵』では主演の役所広司さんからこんな言葉をかけられた。「役作りをどうしようかと考えていたが、セットに教えられました」

教えてくれたのは、大石内蔵助が残した娘と暮らす竹林の中にある隠れ家のセットだったとのこと。

この記事を読んで、最後の忠臣蔵の感想を書いていないことを思い出した。
娘を育てて生きろという命令。
そのために16年生きてきた男。

16年もの間 何かが変わらず残っているということが非常に不思議だった。
自分の中に、16年前と変わらず残っているものが自分の中にあるかと考えた時、何も思いつかない。
何かが変わらずにずっとある、ずっとそれを信じ続けるということに慣れていないせいか、そのことばかり気になって仕方なかった。
これでは映画の感想にならないと、感想を書くのが後まわしになってしまったのだ。

しかし時間が経っても、やはり気になることはそのことばかりだ。

最後の忠臣蔵 (角川文庫)
池宮 彰一郎
角川書店