頑張りたいんだけれど、ぽっちゃり体形とごくごく普通の顔故、やや自信が持てない女性が、頭を打ったことで、自分を絶世の美女と勘違い。
勘違いしたことによって自信満々になり、なんでもポジティブに考えるから、物事すべて上手くいくようになるのだが・・・・というコメディ。
この映画の面白いところは、勘違い前も勘違い後も同じエイミー・シューマーが演じていること。これを受け入れられるかられないかで、映画の楽しさが随分違ってくるのだ。私の場合、主人公を演じるエイミー・シューマーのアメリカ芸能界での立ち位置が良く分からなかったことが、笑いにちょっと影響したかもしれない。
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そこそこ元気にはなる。見かけに惑わされず頑張ろうとは思う。ただ、「自分に自信を持つことイコール第三者が自分の内面を全部肯定的にとらえてくれる」というわけでもないところが難しいところ。「自分で自分を認める」という事と、「第三者が自分を認めてくれる」という事を、自分の中でどんな風に考えていくのかというのを考えたりしていたら、ちょっと笑っている場合でもないな・・・と思ったり。
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ミシェル・ウィリアムズが変な声のために、皆にバカっぽく見られることに悩んでいるキャリアウーマンを演じているのが、結構印象的だった。キャスティングしたことも凄いけれど、挑戦した彼女の心意気にもびっくりする。
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