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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

マニュアルとヒント

2008-01-22 22:15:45 | 日の目を見ない会社員のブログ
社保庁、年金「裏マニュアル」 特別便、訂正できぬ人も

「他人になりすまし、年金情報を盗むということを防止するために、ヒントとなることを何も教えてくれない」と話題になっている。
裏マニュアルがある!ということが話題になっているが、これはなにもこの裏マニュアルに限ったことではないと思う。
仕事柄、社会保険事務所に問い合わせの電話をする機会がたびたびあるが、個人情報が関係すると「○○はどうなっているか教えてください」という質問には絶対答えてくれない。
「○○さんの個人情報はこのように登録したはずだが、そうなっているか?」このような質問には「なっています」「なっていません」と答えてくれる。
あくまでも社会保険事務所は確認をしてくれるだけで、教えてはくれない。

「他人になりすまし、年金情報を盗むということを防止するために、ヒントとなることを何も教えてくれない」
この考えがすべての基本にあるのは、今に始まったことではないはずだ。
更に、報道では裏マニュアルという言葉が使われているが、多分作った人たちには「裏」という概念はひとつもなかったと思う・・・

****あっというまにヒントがOKになった***

年金確認「ヒント」OK、特別便相談の窓口対応見直し(読売新聞) - goo ニュース

悪い愛(過ちの愛) 第14話

2008-01-22 22:15:00 | 韓国ドラマ は行
屋上でのヨンギとシニョンの姿を見、衝撃を受けるインジョン。
追いかけてきたヨンギにかろうじて「気が利かず失礼しました。会長の恋愛には関心ありませんから・・・」というインジョンだが・・・
思い出に浸りバスを降りるのを忘れ、終点まで行ってしまったりするのだ。ショックは大きい。
そしてインジョンの傷を広げるような
「会長とは別に深い中じゃないんですよね?」
「未練があるからそばにいるんじゃなかったら、私が会長のことを好きになってもいいですよね?」
シニョンの言葉の数々。

そしてインジョンが知らないところで、スファンとヨンギの言い合い。
「インジョンは俺の女だ」(ヨンギ)
「悲しませるなと言ったはずだ」(スファン)
「俺が愛した女だ。又愛することが出来る」(スファン)
「ふざけるな」(ヨンギ)
もう勝手に二人でやっていて欲しい。

会長自ら運転の車で工事現場に向かう4人だが、その最中にかかってくるシニョンの母親からの電話。
(天涯孤独の身と言っていたはずなのに、つめが甘い。)
しかし工事現場で手首をひねったふりをして必要以上に大声を上げ、ヨンギの関心を引くことは忘れないのだ。
そんな中工事現場で急に呼吸困難になって倒れるスファンを助けるインジョン。

嘘、病気 どんどん収集が付かなくなる展開。
そんなときスファンの母から「私のために仕方なくあなたを捨てたのよ。どうしようもなかったの。ごめんなさい。私のせいよ。許してスファンはまだ愛しているのよ」今更そんな告白を聞いても、もう取り返しの付かないところまで来ているのだ。

そしてどんどん欲が生まれてくるシニョン。
「わたしじゃなくて、心が揺れているのはヨンギよ。でも私も欲が湧いてきたの。ヨンギも欲しくなったのよ。」
「死んだ女に感謝しなくちゃ。似てなかったら、ヨンギの隣にもいられなかったんだし・・・」
彼女と手を組もうとしたスファンさえも、だんだん彼女の物言いが怖くなってきた様子。
そしてシニョンとヨンギが繋がっていることを知ったヨンギはこの先どうする。
彼女にされるがままなのか?

どんどん悪い方向へ向かっていくドラマ。どこが着地点なのか見えない14話目終了

韓流シネマ・フェスティバル2008春

2008-01-21 21:39:48 | 韓国ドラマ・映画
韓流シネマ・フェスティバル2008春 オフィシャルサイト

注目作品

最強ロマンス
この映画が公開の際の宣伝だったのだろうが、主演のヒョニョンとイ・ドンウクがラジオ番組に出演していたのを聞いたことあり。
(日曜日の夕方の生番組だったと思う。)
ヒョニョンはラジオでもやっぱり頭の先から声の出ている感じだった。当時はイ・ドンウクのことを良く知らず、受け答えが非常に礼儀正しい男子という印象しか残っていない。「ヒョニョンさんはどういう人ですか?」というお決まりの質問も受けていたと思うが、その答えも覚えていない。非常に残念。

残酷な出勤
2006年の秋釜山に行った際「公開がもう少し早かったら見られたのに・・・」と残念だった作品。
主演のキム・スロの話術の切れ味には感心することしきりなので、映画も非常に気になったのだ。共演があのラジオボイスのイ・ソンギュンなので、それも楽しみだ。コーヒープリンス1号店とはまた違う面が見られることだろう。

すでに見た作品

家族の誕生 映画祭の常連映画?

マドレーヌ やっぱりチョ・インソンは人気あり。


恋の潜伏捜査 コヒプリ人気!2年間待ってるから元気でね。、

覆面ダルホ~演歌の花道~ チャ・テヒョン人気も根強いものあり。


快刀洪吉童(ホン・ギルドン韓国ドラマ)第5、6話

2008-01-20 14:51:06 | 韓国ドラマ か行
犯人の汚名を晴らすため、あの晩にあった真犯人を探そうとするギルドン。
忍び込んだ酒場で、男装して酒場にやってきていたウネと一緒になる。しかしホン・ギルドンに会えて喜んだのもつかの間、自分がお嬢様であることがばれてしまうウネ。

「まさかあのホン・ギルドンが・・・人殺し?」お尋ね者の張り紙まで出、すっかり噂の中心のホン・ギルドン。薬屋の主人もイノクの祖父も皆ホン・ギルドンの事を疑うが、あのイノクだけは別だ。「ホン・ギルドンはそんなことを絶対しないから」と彼に会うために手紙を書き、あの池のほとりで再会しても「どこか怪我はしてないか?ご飯は食べてるか?」と事件のことを訊ねようともしないのだ。
「怪我もしている。飯も食べてないぞ!でもお前はなんで事件のことを聞かないんだ?」というホン・ギルドンに「だってギルドンはやっていないでしょ」と明るく答えるイノク。(自分の父親さえも、自分のことを信じてくれていないのに、俺のことを信じてくれる奴が一人でもいるなんて・・・とこのドラマの中では感動的な場面だ。しかしあの泥棒一味も、いざとなったら彼のことを助けてくれそうな様子)
イノクはチャンフィ公子のことも、結局見捨てずに薬草で治療してあげたし、ちょっとお調子者だが非常にいい子なのだ。そしてイノクの「彼も怪我している」という言葉から、あの晩現場にいたのが彼と気づき、チャンフィ公子と対決するホン・ギルドン。

ノ尚宮に食事をご馳走してもらうイノクだが、どうやら彼女が知りすぎていると恐れたノ尚宮。彼女に毒ガスをかがせるのだ。(多分・・・解毒された後は、ノ尚宮のことをはっきり覚えていないというか、一人だったと信じ込まされるイノク。しかし彼女はどうやらノ尚宮が探しているらしいお嬢様らしいのだが・・・)

「男と女なのに、友達なんて・・・」とウネからも訝しがられるが、ホン・ギルドンが困っているなら助けたいイノク。トラまで一緒に捕まえた仲じゃないかと訴えるイノクに「これは俺のことだから・・・それに一緒に来るのは危ない。一緒に来なくていいぞ。その代わり待っていてくれるか?」と約束させるホン・ギルドン。
なんて男らしいのだ。イノクも彼の言葉を疑わず。泥棒一味の力を借りて汚名を晴らそうとするギルドン。

***
ホン・ギルドンは勿論、イノクのキャラクターもなかなか可愛らしくて好感度大。
ホン・ギルドンとイノクは、一緒に清国に行く事が出来るのか?
普通に面白いコメディ時代劇。

***
「ファイティン!という言葉を使いたくても時代劇ゆえさすがにそれは無理。そんなときにイノク演じるソン・ユリが使う言葉が「ジャイヨー」。中国語を教えているときに加油=頑張れ!だと教えてあげており、その後もことある毎に「ジャイヨー!」と腕を振り上げているが・・・(多分ジャイヨーと言っていると思うのだが、あまり自信はない・・・)

季節を感じる

2008-01-19 19:52:11 | なんということはない日常
午前中はいつもの週末のように、母の運転手になって近所のスーパーへ。
バレンタインディのチョコ、節分の豆、小学生用の勉強机、色とりどりのランドセル。そして雛人形。
婦人服売り場には「パステルの春」の文字。
スーパーで季節の変わり目を感じるのは、健康的なことなのか。それともあまりにも商業主義に毒されているのか。

悪い愛(過ちの愛) 第13話

2008-01-19 19:21:52 | 韓国ドラマ は行
12話を飛ばして13話なのは、12話を見ていないからだ。
どうなったのだろうと思いつつも、見ている時間がなかったので、13話の視聴日記を先に書いておかないと・・・

ヨンギの昔の彼女にそっくりのシニョンから「まだインジョンが好きなの?答え難いなえら答えなくていいわよ」と言われるスファン。
(どうやらシニョンを利用して一発逆転を狙っている様子のスファン。)
具合が悪くなったインジョンをまるで偶然通りかかったように助けるシニョン。
「なんでそんなに私の事を見つめるんですか?どこかでお会いした事が?」びっくりするヨンギに涼しげに対応するシニョン。

「彼女のどこが魅力的なのかしら?私が昔の彼女に似ているならヨンギは心が揺れるでしょうね。でもそれってインジョンを愛していないってことよね?テストしているってことね。インジョンが羨ましいわ。」
三角関係に途中参戦の彼女シニョン・・・彼女のペースでドラマは進む。
インジョンと仲良くなるため、インジョンと同じマンションに引越し、おばさんと騒ぎを起こし、インジョンと更に親しくなるきっかけを作り「オンニ・・・一人でワインを飲むのは寂しいから一緒に飲みませんか?」と家族もおらず、一人ぼっちだということをアピール。

何故か会社に全員勢ぞろいだ。
ヨンギが義理の母から「我慢しなさい。スファンは会社に必要よ」と言われているところを見ると、どうやら会社の窮状を打開すべく、スファンが再登板したらしい。
(インジョンもスファンに「ヨンギを助けてあげて」などと頼んでいるし・・)
そして「秘書室です」と何故か会社で勤務しているインジョン。
(これがヨンギの言っていた「俺の前にいろ」ということなのか。)
あんなことがあってこんな展開になるこのドラマの意味が良く分からないが、「社員食堂では食べたくない」というインジョンの気持ちだけは理解出来が、結局4人社員食堂に会し、シニョンからは「こんな偶然があるなんて!姉妹のように仲良く出来るだろうし、縁があるんだと思います」などと言われ、更にスファンからは「彼女はヨンギの昔の彼女に似ているんだ」などと聞かされ、多分秘書室の仕事どころではないだろうインジョン。

最後には、屋上にいるシニョンとヨンギの姿まで見てしまうことになるのだ。

****

サクサク進んでいる様子なので退屈はしないが、このドラマの不思議なところは、誰の見方にもなってドラマを楽しめないところだ。
なによりも、インジョンに同情出来ないところがこのドラマの弱点だと思う。
そして突然活躍の場が増えた、ヨンギの昔の彼女に似ているシニョン。
「慰めているのか、誘惑するのか?」当惑するヨンギの問いかけに「両方です」と不適な笑みを浮かべるシニョン。手首の傷はなんなのか?昔の彼女が結局生きていたということか?彼女が誰なのか一応確認したいので、来週も見ないと・・

不汗党 第6話

2008-01-18 23:06:11 | 韓国ドラマ は行
「今までの男の人は、子供がいる。姑がいるというと皆びっくりして態度が変わったの。そんな嘘までついて俺を避けたいのかとか。そんなこと知らなかったとか。でもあなたは全然違った。だからそれはとても感謝している。でもあなたを受け入れられないの。」オジュンが詐欺師だとは知らず、ただただ彼に感謝の気持ちを話すダッレ。(簡単に人を信じすぎだ・・・)
「君が僕に連絡してもいいと思うまでまっているよ」と優しい言葉を語るオジュン。。。。
その足で可愛らしいカフェにダッレを案内するのだ。「こんな素敵なカフェなんて!どうかしているわ」姑と二人でカフェをやる日を夢見、喜びを隠せないダッレ。オジュンに感謝し、3千万ウォンを現金で払い込み、契約書に捺印しカフェのオーナーになるのだ。
「君が僕に連絡くれるまで僕は待つよ。これから出張にも行かなきゃならないし。。。」そんな言葉を残してダッレの車から降りるオジュン。更に彼女が何も知らず、カフェを訪れ「契約書の住所が違うよ!詐欺にあったんだよ」と言われるところをそっと影から覗いたりしているのだ。
「おばあちゃんには内緒よ。びっくりさせてあげるのよ!」娘にそういっていたダッレは一人泣くしかないのだ。

詐欺師として着々と行動したはずのオジュン。
そんなダッレのことは、忘れるはずだったのに。。忘れてしまえば正しい詐欺師の仕事は終わり、次のターゲットに進むだけだったのに・・・なんと、詐欺師同士の仲間割れがあったり・・・あの友達とのやり取りもあったり・・・結局血だらけになりながらもオジュンにお金を返しに行くのだ・・・6話まで終わって、話は次の段階へ進む・・・

***
「あなたはだまされたんですよ!オジュンってどんな人なんですか?名前以外に何を知っているんですか?住んでいるところは?仕事は?何も知らないじゃないですか!」ファンドマネージャーのジュングに怒られてもそれでも「あの人は私を見ると妹を思い出すっていったわ・・・」とオジュンを信じようとするダッレ。
(オジュンが自分の職業をファンドマネージャーと偽っていたとは・・・あんな遊び人風情のファンドマネージャーなどいるわけがない。)
しかし本物のファンドマネージャーはどんなに頑張っても分が悪い。
「飛行機ってなんだ?」(まだ飛行機が何かも分かっていないファンドマネージャー)部下と話をしながら自分の寂しかった子供時代を思い出すことになるのだ。
本物のファンドマネージャー@ジングのエピソードも泣かせるものあり。

***
ドラマは視聴率が悪いらしい。それもなんとなく分かるような気がする。決して悪くはないのだが、ここが売り物!という強烈なものもない。多分そのあたりに敗因有りか?

SCHOOL FOOD

2008-01-18 21:52:17 | なんということはない日常
昼食は、会社の近所に新しく出来たSCHOOLFOODという韓国料理の店へ。SCHOOLFOOD=学食と考えればいいのか。昼食なので、トッポギ、辛ラーメン、キンパプ等を組み合わせたセットがメインで900円位。赤坂なので価格まで学食とはいかないが、さすが粉食(プンシク)と呼ばれるだけの事はある。腹持ちのよさでは、期待を裏切らない。「チャンチはツナ、ミョルチはかたくちイワシです」とお客さんが来るたびに説明していた。韓国料理の店が多い赤坂でも、チャンチ、ミョルチという単語はまだまだ耳慣れないのだ。私はチャンアチセットという、大根の辛い醤油漬けがついているキンパプと辛ラーメンのセットを食べる。寒い日には赤い色の汁物が嬉しい。店内には大きいスクリーンがあり、Britney Spearsのミュージックビデオが流れていたが、スクリーンの下にはLGの文字。食事だけでなく、備品も韓国製品。




宣伝効果はあるのか?

2008-01-17 21:51:33 | 香港(香港映画&中華明星)
ラスト、コーション。。。

こんな感じで紹介されることが多いらしい。

昨日の帰り、電車で隣に立った男性も同じような記事が掲載されている@東スポを読んでいた。
「医師が禁止している」とゴシック体の大文字。何を禁止されているのか、ここで書きたいが、変なTBが沢山つきそうなので、ここでやめておく。

不汗党 第5話

2008-01-17 21:41:47 | 韓国ドラマ は行
急にキスされたことで怒って小突くダッレに対し、綺麗だったから思わずというようなお決まりの台詞を言うオジュン。それでも勿論怒り続けるダッレだが、またオジュンの鼻血だ。結局なんとなくうやむやなまま別れる二人。
勿論そんなことで怯んでいる場合ではないオジュンなのだが、偶然彼女とファンドマネージャーのジングが車に乗り合わせているところを見てしまう。詐欺の仕事抜きであせった様子のオジュン。
電話をかけ続け、彼女の職場に乗り込むが、口だけで彼女を丸め込むあたりはさすが。
押して押して押し捲るのでなく、押して押して彼女がスキを見せた時にすっと引き上げてしまうのだ。
嫌がっていたはずなのに、急にひかれてしまうと、調子が狂うもの。(これが詐欺の極意らしい)

彼女からなんとか3千万ウォンを巻き上げたいオジュン。
彼を信じたくても「子連れで未亡人」という自分の境遇を隠していたことを負い目に感じ、申し訳なく思うダッレ。
「あなたの席はないの。私と一緒にいる人は決まっている。亡くなった夫よ。5歳の子供がいるの。姑もいる。今まで黙っていたの。私は嘘つきよ。」というダッレの涙ながらの告白を聞きながら、「それがどうした」というオジュン。
自分がこれからやろうとしていることを考えたら、ダッレの嘘など取るに足りないものなのだから当然だ。ダッレを抱きしめながらも、オジュンの元には「準備出来たぞ!」とのメールがやってくるのだ。彼女から3千万ウォン巻き上げる準備が整ったオジュンはどうする?
***
ファンドマネージャーのジングが泣かせる。
「僕は友達も彼女もいない。今まではそれでもよかった。父さんがいたから。でも父さんがいなくなったら、僕は一人だ。僕に友達を作る方法を教えてください」とダッレに頼み込むジング。
「なんで私が?」と訝しがるダッレに「こんなおかしな頼みを頼める人が思いつかないんです・・・」お金はあっても寂しいジング。女性を車に乗せる、食事の食べ方等等。そんな基本的なことからダッレの授業を受けなくてはならないのだ・・・
(オジュンのエピソードよりも、こっちのエピソードの方が身につまされる・・・)

雪の女王(新訳版)

2008-01-16 22:14:24 | 映画鑑賞
あのスタジオジブリが提供しており、今回作品誕生50周年で公開されたらしい。

雪の女王の怒りに触れ、連れ去られてしまった少年カイを探しに行く少女ゲルダの物語。
ただただ少年カイを迎えに行くため、少女は雪の振る中、靴を川に差し出して長い道のりを旅していく。
ただそれだけの物語だ。

以前手にしたチラシの裏には「ゲルダは神話の主人公」という宮崎駿監督の熱い気持ちが分かるインタビュー記事が掲載されていた。
アンデルセンの物語の中に神話的な要素を取り入れた物語ということで、ただただ自分の愛する少年を取り戻したいという気持ちだけで突き進む少女を「けなげ」と絶賛していた。

そんな宮崎駿監督の感想を知っていても、私は何故カイが雪の女王に連れ去られなければいけなかったのか、その理不尽さを問いたい気持ちで一杯だった。
この物語が、その理不尽な自らの運命に立ち向かう少女のけなげさを描いた物語だと分かっていても、理不尽な女王の振る舞いの裏に隠された女王の気持ちを考えずにはいられない。

良く足を運ぶ地元の映画館で見たのだが、武蔵野地区で活動しているスタジオジブリを応援するという意味もあるのだろうか?時々ジブリの提供している映画を上映している。シネコンというとどこでも同じ映画と地域性が無い中で、こんな風に一本でも違う映画が入っていると違うカラーが出て面白いと思う。

CINEMA CITY&CINEMA TWO


森は生きている/雪の女王

アイ・ヴィ・シー

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黄色い看板

2008-01-15 20:08:01 | なんということはない日常
先週の金曜日の夜はまだ枠組みもついた途中だったのだが、今日のお昼に外に出ると、すっかり出来上がっていた。黄色が基調の大きい広告は一際目立つ。黄色をバックにイ・ビョンホンの笑顔。キラースマイルの横にはカジノという文字もあるようなので、韓国旅行の宣伝なのだろう。
一大ブームになった4様とは違うが、彼の知名度も他のスターとは一線を画するだろう。
同僚と看板を見上げながら話しただけでも、あっという間に好きだと言っていた同僚の名前が何人もあがる。
あまりブームに成りすぎたので、4様好きとは言いにくい。でもビョンホンなら大丈夫!ちょっとドラマを見てよかった。熱烈大好きでなくても、
そんな人がたくさんいるのだろう。写真は逆光なので何を写したかさっぱりわからないが、仕方なし。

快刀洪吉童(ホン・ギルドン・韓国ドラマ)第3・4話

2008-01-14 15:40:54 | 韓国ドラマ か行
ホン・ギルドンが中国へ行ってしまったと思うと、食欲さえもなくなるイノクを見て、20年前のあの小さい子がこんなに大きくなったと感慨深げな祖父。
イノクは亡くなった女性から預けられた、どこかのいい家のお嬢様らしい。
イノク自身はそんなことひとつも知らないのだ。
市場でチャンフィ公子に偶然出会い、彼から壺を買ってもらうイノク。
(別に買ってあげたかったわけではなく、目立つのが嫌だったので、ただ買ってあげただけなのだが・・・)
「壺が欲しかったから見ていたんじゃないのか?俺の顔を見ていたのか?」などとからかわれるが綺麗な壺がただで貰えたのだから文句などあるはずなし。
貰った壺を洗っている河で、中国には行かなかったホン・ギルドンに再会するイノク。
がさつだけれど自分と会って喜ぶイノクに親しみを感じるホン・ギルドン。
イノクも父親に顔を見たくないと言われ、仕方なしに中国へ行こうとするホン・ギルドンに同情。おまけにスズメバチに襲われたところを命まで助けて貰ったのだ。
「中国へ行くために稼がないとな。」というホン・ギルドンと一緒にお金を稼ぎ、いつでもどこでも一緒に行動。「ちょっと面倒くさいけど、一緒にいるのも悪くない」という仲になるのだ。
お金も作り「天気がよければ明日にでも中国に出発出来る」ことになるが、「ここにいればいいのに」というイノクの言葉で心が揺れるホン・ギルドン。
「寒くなったら船は出ない。来年までお預けだ!」と言われ、出発することにするも、チャンフィ公子が起こしたトラブルに巻き込まれ、(直接何もやっていないのに、騒動が終わったところに出くわし、結局自分のせいにされるという・・・)ホン・ギルドン。
「泥棒たちの仇が誰だっていいだろう。そんなこと知ったら面倒に巻き込まれるだけだ」と知りたがり屋のイノクに話していたはずだったのに、結局どんどん騒ぎに巻き込まれることになるのだ。

****
ホン・ギルドン演じるカン・ジファンとソン・ユリ演じるイノクの場面は非常にコメディタッチ。ワイヤーを使った乱闘シーンも多いし、綺麗なショーが毎夜行われている様子の遊郭(飲み屋)の場面も綺麗。更に再起を狙うチャンフィ公子の場面も盛りだくさん。でも面白さが視聴日記に反映出来ないのが非常に残念。

魍魎の匣(もうりょうのはこ)

2008-01-13 14:34:09 | 映画鑑賞
堤真一、阿部寛、椎名桔平、宮藤官九郎、黒木瞳、田中麗奈・・・(他まだ続く)
とにかく登場人物が沢山の映画。
ただそのせいで退屈しなくて見られたことも確か。
京極夏彦の世界に特に興味がない人は、そんなところに面白さを見つけて楽しむのがいいと思う。

作家役の椎名桔平が数多い登場人物の中でなかなかいい味を出していると思う。いい味というよりも、キャラクター的に一番落ち着いているというところだろうか。おどろおどろしい感じは最低限に抑えられていると思う。これも一般受けを狙ったものだろう。
私自身はおどろおどろしい感じを楽しみたいという思いが強かったので、映画としてはやや物足りなさも感じる。

黒木瞳の演技 妙にわざとらしい雰囲気。今流行りのKY感があって、それが一番おどろおどろしい感じだった。さすが元宝塚。見せ場を作るコツが分かっているのではないだろうか。


魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫)
京極 夏彦
講談社

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不汗党 第4話

2008-01-13 14:28:34 | 韓国ドラマ は行
「今日、仕事が終わってから2時間位時間ありますか?」ダッレからの誘いで、会うことになる二人。しかしオジュンが手帳を忘れていったことで彼女の存在を知ったヨナがダッレの働く書店に彼女を探しにくるのだ。とっさに火災報知器のベルを鳴らしてその場をやり過ごすオジュン。さすが身一つ、知恵だけで生きているオジュンとっさの瞬発力は女の敵でありながら天晴れだ。
(褒めている場合でもない。「俺はお金が必要なんだよ?金を作ってくれるって?お前金なんて持っていないだろう?こんな俺と一生暮らすつもりか?ヨナを小突き毒づくオジュン。女の敵はいこんな風に豹変して次々とターゲットを変えていくらしい・・・)
オジュンを瞑想センター(?)に連れていったりして打ち解けたのかと思いきや、「困るんです。会いにこないでください」と断るダッレ。しかし彼女が小さいコーヒーショップをやりたいことを知ったオジュン。さすが人をだますことに長けている。ちょっとした事業をやっているそぶりを見せて、連絡しないでくださいと言っていた彼女の方から連絡をするように仕向けるのだ。そして彼女から連絡が来ても決してすぐには連絡せず。さすがにこういうことを生業にしている人は駆け引きに対する情熱が違う。何も疑っていないダッレを手玉に取ることなど、朝飯前らしい。しかし相変わらず鼻血は出続けているし、住む場所もないその日暮らしは変わらないのだ。(赤いランニングなのも、汚れが目立たないためかと思われる。)
しかし何も知らずにオジュンに近づいていってしまうダッレ。

飛行機をやってあげなかったことでダッレの娘を泣かせてしまった男性は、なんとやり手のファンドマネージャーだった。彼の年老いた父(どんなに軽い布団でも「重い・・・」と我侭をいう老父。布団をはずすと「寒い」という老父。そんな父を大事にするいい息子でもある)もダッレの事を気に入っているのだ。しかしダッレにそんな気はひとつもなし。仕事では強気の彼もダッレとダッレの娘の前では調子が出ないようだが、結婚したい気持ちはどうやら真剣な様子。

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「あの・・・この位のお店を開くとしたら元手はどれ位?」コーヒーを買うのかと思ったら、いきなり見ず知らずのお店の人に開店資金の話を持ちかけるダッレ。彼だけでなく彼女も生きる瞬発力には長けていると見た。

チャン・ヒョクのような結婚詐欺師がいたら、だまされる女性はかなり沢山いるだろう。イ・ダヘのような明るい女性だったら、可愛い子供がいても結婚したいと思う男性は沢山いるだろう。それは分かるが今の所それ以上のものを見つけられず。

不汗党  助演者たち