BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

夢喰いメリー 第13話 『夢、ふたたび』

2011-04-08 15:21:24 | Weblog
夢、無双!!! エンド
これに尽きるw

夢は思いの力に比例する。
夢は何度でも見れる。
。。。

要するに、夢路の言うように、
「夢を諦めない」夢想家であり続けることが
結局は、希望をもたらす。

なので、夢路もメリーも立ち上がることができた。

で、その夢の源泉を知らずに、悪夢として夢を弄んだだけのミストルティンは、
前回までの無双から一転して、やられキャラに落ちてしまった。

なにげに、最後のところは、(ジョン・ドゥを含めて)夢路パーティの総力を結集して
ミストルティンを圧倒!、ということだったので、
それはそれでよかった、ってことなのだろう。

とはいえ、都合良すぎwは免れない展開。

というか、いささか道徳的に過ぎる。
夢を諦めない=希望、というフレームが、ね。
頑張ればなんとかなる、というか、
つまりは、主意主義的に過ぎるというか。
スーパー人間主義に過ぎるというか。

これは、どう考えても、イレギュラーな存在である夢路とメリーのことを
全然説明せずに済ますための詐術のようにも見えるしw

今までの描写からすると、夢と悪夢の区別も実は判然としない、
という感じで終わるのかな、と思っていたしね。

つまり、夢路たちがパワーアップwしてミストルティンを粉砕!という展開ではなく、
むしろ、ミストルティンが悪夢のおかしさに気づいて自壊したところを辛勝!、
というような感じになると思っていた。

思いの強さで粉砕、というのは、
要するに根性あれば勝てる、というのと大差ないから。
それは、今までの雰囲気がよかっただけに、惜しいなぁ。

それとあわせて気になったのは、
ミストルティンに勝って、デイドリームから元の世界に戻ったところで、
メシジマ?先生がいなくても、みんな気にしてなかったところかな。
さすがに、夢路パーティも外道に過ぎないか、それでは?

つまり、ミストルティン+メシジマを単なる暴力=絶対悪にしてしまったところが、
もったいなかったな、ということ。
せっかくの微妙な雰囲気が台なし。

あとは、レオンはね~。不幸過ぎる。

いい雰囲気の作品だったから、もうちょっと終わり方に捻りが欲しかった。
さすがにこの終わり方だと続編は難しいだろうなぁ。
もったいない。

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