よかったよ。 最後にやっと一つグッと来るものを見つけられた。。。
『あの花』、いいじゃん!!!
というか、これは、日本の映像文化(映画+ドラマ)の王道展開だね。
ノイタミナは、今までいい思いをしたことがなかったので、
実は、放っておいて、ノーマークだったんだけど。
今回のオリジナルはいいじゃん!
というか、
夏、同級生、亡くなった少女、・・・
って、さっきも書いたけど、映像的には超王道。
ま、ちょっと昔の岩井俊二っぽい感じがしないでもない、ってことも含めてフジ的。
でも、これならいいんじゃないかな。
多分、こういった光線の扱い=カメラワーク的なものや、
少しばかり、ケレン味もある(岡田磨里的)セリフ回しや、
自由自在に「動き」を作る感じは、
今ではもう、実写だと厳しいしね。
タレントばかりでいい俳優・女優はいないから。
ある意味、懐かしい岩井俊二的なフジ的映像世界をアニメで再現する、
という感じで。
いろいろな意味で、現代的でしょ。
第一話で示されたことは:
昔仲が良かった同級生が、仲間の一人である「めんま」の死によって、散り散りになった。
そのバラバラが今後、もとに戻ることができるのか。
そして、今はじんたんにしか見えない(幽霊?の)めんまが、
他のメンバーの目にもきちんと映るようになるのか。
多分、めんまを視認できるかどうかが、今あるわだかまりを捨てされるか、ということと並行してるのだろう。
それから、
当然、物語の終幕で予期されるのは、めんまはどうなるのか?
「成仏」という道か、「転生」という道か、・・・
とにかく、皆のもとから去って、そして、再度現れるのか。
そのあたりに集約するはずだよね。
で、この筈だよね、と思わせる王道的なプロットを、どう実際にシャッフルしてくるのか。
そこが、各回の見所になる、って感じかな。
ここまで、第一話でわかりやすく舞台設定と物語の方向感を示したのだから、
それを王道のまんま突き抜けるのか、
それとも、
あえて斜め上を行く方向を目指すのか、
そのあたりを見極めるのが3話ぐらいまでの見所かな。
それはさておき、
第一話は、よかったよ。
最初は何が始まったのかわからなかったけど、
とにかく、めんまとじんたんを軸にして物語を立ち上げた。
それがよかった。
ホントによかった。 やっと安心して見れそうなのが見つかって。
*
でも、今期のを見て思ったのは、
結局、個人的には、物語がある映像作品、つまりは、映画+テレビ的なものの方が好きで、
データベース化されたフラグの順列組み合わせで作られるアニメ・ゲーム的なものはあまり好かない、
ということのようだ、というのがよくわかってきた。
あるいは、物語的=小説的、でもいいと思うのだけど。
この間、まどマギを特集している雑誌をパラパラ見てたら、
ある人が、虚淵玄さんについて、
「日活ロマンポルノ」のような作品を作る人
と言ってるコメントがあって、あぁ、なるほどなぁー、と思った。
要するに、美少女とか、戦闘とか、魔法とか、その他ガジェットを、
いわば誘引剤というか誘蛾灯にしながら、
そこで、まずは客を集めた上で、
その上で、自分が本当に描きたい世界を仮託して描いてしまう。。。
つまり、見かけの感じと、その見かけの下で進められる物語の間が、徐々に乖離し、
けれども、その乖離が、何か今まで見たこともなかったような、
新しい物語を、結果的に産み出してしまう。
そういうコトなんだと思う。
で、結局、そういう、いわばフュージョン料理=物語を作る手腕を讃えていた。
で、そういうのが見たい、というのが個人的に思っていたことだったんだな、とその時思ったのだった。
そして、今期はどうやら、そういうコトを仕掛けてくるものが、
不特定多数の人達の視聴を重視する地上波局制作のオリジナルもの、ということで
フジになった、ということみたい。
あえていえば、
テレビ vs パッケージ
という構図が明確になった感じ。
というか、その間を埋めるような作品のグラデーションがなくなってきた、ってことだよね。
それが、今期に特殊なことなのか、今後も続くものなのか、というのには、
ちょっと気にしておくことにしようかな。
ともあれ、『あの花』、見つかってよかった。
ホント、ほっとしたよ。
一見するとリアリズムっぽい構成だけど、
既に、めんまが幽霊、というところで、リアリズムを越えてベタにフィクションだから。
そのリアルとフィクションの混在を容認した不思議世界で、
ベタベタな青春世界を描ききって駆け抜けていくことに期待!
王道設定には、是非とも、王道展開!w で応えて欲しい。
『あの花』、いいじゃん!!!
というか、これは、日本の映像文化(映画+ドラマ)の王道展開だね。
ノイタミナは、今までいい思いをしたことがなかったので、
実は、放っておいて、ノーマークだったんだけど。
今回のオリジナルはいいじゃん!
というか、
夏、同級生、亡くなった少女、・・・
って、さっきも書いたけど、映像的には超王道。
ま、ちょっと昔の岩井俊二っぽい感じがしないでもない、ってことも含めてフジ的。
でも、これならいいんじゃないかな。
多分、こういった光線の扱い=カメラワーク的なものや、
少しばかり、ケレン味もある(岡田磨里的)セリフ回しや、
自由自在に「動き」を作る感じは、
今ではもう、実写だと厳しいしね。
タレントばかりでいい俳優・女優はいないから。
ある意味、懐かしい岩井俊二的なフジ的映像世界をアニメで再現する、
という感じで。
いろいろな意味で、現代的でしょ。
第一話で示されたことは:
昔仲が良かった同級生が、仲間の一人である「めんま」の死によって、散り散りになった。
そのバラバラが今後、もとに戻ることができるのか。
そして、今はじんたんにしか見えない(幽霊?の)めんまが、
他のメンバーの目にもきちんと映るようになるのか。
多分、めんまを視認できるかどうかが、今あるわだかまりを捨てされるか、ということと並行してるのだろう。
それから、
当然、物語の終幕で予期されるのは、めんまはどうなるのか?
「成仏」という道か、「転生」という道か、・・・
とにかく、皆のもとから去って、そして、再度現れるのか。
そのあたりに集約するはずだよね。
で、この筈だよね、と思わせる王道的なプロットを、どう実際にシャッフルしてくるのか。
そこが、各回の見所になる、って感じかな。
ここまで、第一話でわかりやすく舞台設定と物語の方向感を示したのだから、
それを王道のまんま突き抜けるのか、
それとも、
あえて斜め上を行く方向を目指すのか、
そのあたりを見極めるのが3話ぐらいまでの見所かな。
それはさておき、
第一話は、よかったよ。
最初は何が始まったのかわからなかったけど、
とにかく、めんまとじんたんを軸にして物語を立ち上げた。
それがよかった。
ホントによかった。 やっと安心して見れそうなのが見つかって。
*
でも、今期のを見て思ったのは、
結局、個人的には、物語がある映像作品、つまりは、映画+テレビ的なものの方が好きで、
データベース化されたフラグの順列組み合わせで作られるアニメ・ゲーム的なものはあまり好かない、
ということのようだ、というのがよくわかってきた。
あるいは、物語的=小説的、でもいいと思うのだけど。
この間、まどマギを特集している雑誌をパラパラ見てたら、
ある人が、虚淵玄さんについて、
「日活ロマンポルノ」のような作品を作る人
と言ってるコメントがあって、あぁ、なるほどなぁー、と思った。
要するに、美少女とか、戦闘とか、魔法とか、その他ガジェットを、
いわば誘引剤というか誘蛾灯にしながら、
そこで、まずは客を集めた上で、
その上で、自分が本当に描きたい世界を仮託して描いてしまう。。。
つまり、見かけの感じと、その見かけの下で進められる物語の間が、徐々に乖離し、
けれども、その乖離が、何か今まで見たこともなかったような、
新しい物語を、結果的に産み出してしまう。
そういうコトなんだと思う。
で、結局、そういう、いわばフュージョン料理=物語を作る手腕を讃えていた。
で、そういうのが見たい、というのが個人的に思っていたことだったんだな、とその時思ったのだった。
そして、今期はどうやら、そういうコトを仕掛けてくるものが、
不特定多数の人達の視聴を重視する地上波局制作のオリジナルもの、ということで
フジになった、ということみたい。
あえていえば、
テレビ vs パッケージ
という構図が明確になった感じ。
というか、その間を埋めるような作品のグラデーションがなくなってきた、ってことだよね。
それが、今期に特殊なことなのか、今後も続くものなのか、というのには、
ちょっと気にしておくことにしようかな。
ともあれ、『あの花』、見つかってよかった。
ホント、ほっとしたよ。
一見するとリアリズムっぽい構成だけど、
既に、めんまが幽霊、というところで、リアリズムを越えてベタにフィクションだから。
そのリアルとフィクションの混在を容認した不思議世界で、
ベタベタな青春世界を描ききって駆け抜けていくことに期待!
王道設定には、是非とも、王道展開!w で応えて欲しい。