最終話を目前になんだか盛り上がってきた。
想像していた以上に、しり上がりにいい感じになってきていて、面白い。
きっと、一方で横溝正史的な、因襲に塗れた「現代から取り残された村」を舞台にしつつ、その一方で、現代的な問題で病んでいる都会=東京を、綺麗に対比しつつ、物語を進めているのがいいのだろうな。
もっとも、前回登場の「村初めての国会議員」の登場には、さすがにいつの時代の話だ、という気にはさせられたけどw
あ、そうか、どこかで『ひぐらしのなく頃に』的な感じがするのか。。。
そうした、村vs都会、という時空のずれを、横溝正史的な異界的空間を導入することでうまく処理した物語世界に、いいキャラとメカ(案山子)を配置した所もうまい。
隻と案山子、の関係が、操縦者とメカ、主と従者、あるいは、飼い主と動物、のような感じで、調和と破綻をうまく入れているところもいい。
とはいえ、終盤での盛り上がりを支えているのは、やはり匡平が何故隻をやめたのか、そして、やはり隻に戻るのか、それを自分の意思で選ぶのか、それでも選ばされたと感じるのか・・・
という具合に匡平の葛藤を軸に据えてきてるからだろうな。
ここまであからさまな物語の中心も珍しいんじゃないか、と思うほど。
今回の流れからすれば、カカシが暴走し、匡平も暴走する。
そして、以前に、主従の関係があった玖吼理が匡平の暴走に応える。
今回うまいなぁと思ったのは、まひると禍津妃のやり取りの中で、案山子が隻の従順な家来ではないということを明らかにしたところ。案山子にも意思があるし、案山子は隻に応じていまの形があるということを、物語の流れの中で、しかも匡平の覚醒に至る事件の直前のところできちんと説明しているところ。
これでは盛り上がらないはずがないよね。
実際、最後に、玖吼理も匡平が隻であった頃を思い出すように動き出すし。
ホント、この展開はうまい。
で、結果的に、匡平が台風の目として、周りにいる人々を、隻や案山子を含めて巻き込んでいってしまう。
で、それが許されるのも、詩緒が匡平の妹だから多少影が薄くなっても問題ない、という設定にしてあるところ。
結局、ドラマツルギーがとてもよく埋めこまれている。
いやー、次回、どうなって終わるのだろう。
で、当然、いつか二期があるって感じだよね、これは!
想像していた以上に、しり上がりにいい感じになってきていて、面白い。
きっと、一方で横溝正史的な、因襲に塗れた「現代から取り残された村」を舞台にしつつ、その一方で、現代的な問題で病んでいる都会=東京を、綺麗に対比しつつ、物語を進めているのがいいのだろうな。
もっとも、前回登場の「村初めての国会議員」の登場には、さすがにいつの時代の話だ、という気にはさせられたけどw
あ、そうか、どこかで『ひぐらしのなく頃に』的な感じがするのか。。。
そうした、村vs都会、という時空のずれを、横溝正史的な異界的空間を導入することでうまく処理した物語世界に、いいキャラとメカ(案山子)を配置した所もうまい。
隻と案山子、の関係が、操縦者とメカ、主と従者、あるいは、飼い主と動物、のような感じで、調和と破綻をうまく入れているところもいい。
とはいえ、終盤での盛り上がりを支えているのは、やはり匡平が何故隻をやめたのか、そして、やはり隻に戻るのか、それを自分の意思で選ぶのか、それでも選ばされたと感じるのか・・・
という具合に匡平の葛藤を軸に据えてきてるからだろうな。
ここまであからさまな物語の中心も珍しいんじゃないか、と思うほど。
今回の流れからすれば、カカシが暴走し、匡平も暴走する。
そして、以前に、主従の関係があった玖吼理が匡平の暴走に応える。
今回うまいなぁと思ったのは、まひると禍津妃のやり取りの中で、案山子が隻の従順な家来ではないということを明らかにしたところ。案山子にも意思があるし、案山子は隻に応じていまの形があるということを、物語の流れの中で、しかも匡平の覚醒に至る事件の直前のところできちんと説明しているところ。
これでは盛り上がらないはずがないよね。
実際、最後に、玖吼理も匡平が隻であった頃を思い出すように動き出すし。
ホント、この展開はうまい。
で、結果的に、匡平が台風の目として、周りにいる人々を、隻や案山子を含めて巻き込んでいってしまう。
で、それが許されるのも、詩緒が匡平の妹だから多少影が薄くなっても問題ない、という設定にしてあるところ。
結局、ドラマツルギーがとてもよく埋めこまれている。
いやー、次回、どうなって終わるのだろう。
で、当然、いつか二期があるって感じだよね、これは!