BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

棺姫のチャイカ 第6話 『紅と白と』

2014-05-15 07:45:01 | Weblog

これもどこかで見たことあるなぁ、どこぞの国の姫様を、能力抜群の兄弟がバックアップしながら、逃避行を行う、しかもドラゴンまで登場して、いまどき竜騎士かよ?・・・ということで、

ああ、廃棄王女まんまじゃん!

と思ってたら、なんと、作者まで同じ。

となると、これ、確信犯なんだろうなぁ、とすると、何かひねってくるんだろうなぁ、と思っていたら、

まさかの、赤チャイカの登場。

えー、これ、もしかしてチャイカ、量産品設定w

いやー、これはもう、これだけで凄いなー、と思った。

要するに「チャイカ菌」ないし「チャイカウイルス」があって、何かのきっかけにそれが発動する、ってことなんだろうな。それで、人格の上書きがなされてしまう。

当然、誰かの思惑はあるのだろうけど、赤チャイカも棺を背負って遺体集めをしてるってことは、その黒幕が、遺体を欲しているってことだよね、きっと。

そして、遺体集めをさせるなら、複数のチャイカにまかせて、競わせたほうが手っ取り早いだろうし。

なんていうか、こうした、分散競争は、今風だよね。
さらには、ウイルスっぽいもので、任意にチャイカが生まれるであろうところも。

それに比べれば、廃棄王女はまだ牧歌的だった。基本的に、貴種流離譚の姫様版だし、兄貴も姉貴も真っ直ぐだったからw

それに比べれば、トールとアカリはね。。。w

戦乱上等!ってほざくトールは、まんまニートだし。
俺の能力を活かす世界がないのがいけない、ってところも。

アカリに至っては、あのツッコミっぷりは、『化物語』の神原にしか見えないよw

フレドリカは、バーサーカーな幼女?だし。

なんというか、見事に今風。
というか、廃棄王女から今までの間の、いわゆるラノベキャラの「進化」をそのまま埋め込んだ感じでw

5話、6話は、結局、赤チャイカとの邂逅で終わったわけで、こうなると、彼女の一行が今後どう絡んでくるかだよな~。

あと、どう考えても「複数」のチャイカたち、要するに、禁書目録のシスターズのように複数のチャイカが存在するはずだから、それぞれがどんな思惑で絡んでくるかだな。

姿形は似ていても、性格や技能は全く異なることが今回示されたわけだから。
当然、それぞれのチャイカにそれぞれの過去があったはずだし。
個々のチャイカからすれば、操られているかも?という疑念はつきまとうわけで。
その意味では、アイデンティティを巡る話でもあるよね。

うーん、派手さはないけど、続きが気になる。
ということは、ストーリーテリングが優れてるってことだよな。。。
廃棄王女も佳作だったしw

しかし、そろそろ次回辺りから大きく話を動かして欲しい・・・と思っていたら、これ、2クール決定なのね、しかも分割。そうなると、結構最後まで行くのかな。

いずれにしても、次回が楽しみ。

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