BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第35話 感想  刀太の世界は実は火星?

2014-05-22 14:49:29 | UQH/ネギま!
うーん、まさか、ほんとにフェイトがこの世界の騒乱の元凶だったとはw

しかも、刀太は僕のものだ、というあたりから、フェイトの愛しの君であるネギ君の魂?が刀太の中に封じられているのはほぼ間違いないんだろうな。

で、その封印を行ったのがエヴァだった、と。

しかし、前に予想した通りの展開だなー。
さすがに、もうちょっとひねって欲しいかな。

物語的には一気に背景事情が明かされて向う先が明らかになってきたように思うけど、とはいえ、この性急な情報開示は、やっぱり、このUQHの人気がないからなんだろうな。急速に、ネギま!の後日談としての体裁を整えてきてるから。

で、今回のフェイトの描写の中で一つ気になったところは、夏凛のやられ方が、ネギま!の時の魔法世界人の消失に似ていたところ。

なので、やっぱり、この刀太たちのいる世界の方が、実は火星の、魔法世界の未来なんだろうな、と思えてきた。

つまり、刀太たちの世界が地球にあるようにみえるのは、完全なミスリーディング。
であれば、物語の最初で、刀太とエヴァが二人で九州?あたりから東京に向かう、という行脚をわざわざしていたのもわかるよね。それは、この世界が、地球だ、というのをミスリードするためのギミックだったってことで。

それに、ここが魔法世界=火星であるならば、エヴァの舎弟たちに魔族や魔法世界人のような人たちがいても不思議ではないし。ジンベエだっけ、彼らのようにエヴァよりも不死であったことが長い人たちがいてもおかしくないし。

地球の姿に似せて火星をテラフォーミングした結果、それら似姿の、それこそ版権?利用を巡って、いろいろと揉めることになってしまったんだろうな、とかね。

そう思うと、キリヱって、実は千雨の子孫、ないし、千雨自身のアバター何じゃないの?と思えてくる。だったら、キリヱが刀太の爺さんになるネギのことを詳しく知っていてもおかしくないし、そもそも、リセット可能なゲームキャラ、ってのは千雨のキャラとしてはとってもあってるでしょ。

あるいは、刀太のいる世界が火星=魔法世界であるならば、九郎丸の神鳴流も、実は魔法世界におけるゲーデルの流派だった、というのでもあり得るように思うし。だって、ゲーデルなんて、火星世界が混乱に陥るようなら不死者狩りを陣頭指揮しそうな人物じゃない。

ともあれ、なにもかもが、ネギが消えてしまったことで生じた、元ネギ・パーティの面々の仲間割れから始まった、ってことなら、都合よく説明できてしまうw

もしかしたら、刀太の世界の雪姫=エヴァにしても、本体ではなく、闇の魔法の巻物の中にいたコピーなのかもしれない。

ともあれ、何となく物語は動き始めているようには見える。
しかも、ネギま!食を高めて。

とはいえ、それなら、早めに刀太の正体について明らかにしたほうがいいようには思う。そうであれば、あれこれと戦闘が生じるのも理解できるし、戦闘シーンの描写にも、次の事実に進むためのステージクリアみたいなものとして付き合うことはできる。

でも、そういう先読みの予感がないと、焦らされるのではなく、単に間延びした展開にしか見えなくなってくる。

ということで、フェイト戦の展開は早回しでよろ!

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ノーゲーム・ノーライフ 第7話  『死に手(サクリファイス)』

2014-05-22 14:25:47 | Weblog
うん、これもどんどん面白くなってきてる。

例のチェスのあたりまでは、なんだこれ?と思っていたけど、ジブリールの攻略に入った、前々回あたりから、ギャグとシリアス、それにヒューマンな要素が微妙にブレンドされてきて、見ていて飽きさせない。

これも、良作じゃない?

例に『魔法戦争』が愚作過ぎたので、全く期待していなかったのだけど、これは予想に反していい感じ。

空・白の、徹底的にゲームとは情報戦である、という信念もいい。

前回のジブリールとの間のトンチ合戦なんか、あー、そう来るか、って感じでワクワクしたし、

負けたジブリールが空・白の心情の部分的代弁者になった今回は、彼女がいるおかげで空・白が何を考えているか、がわかりやすくなってきたのがいい。

いやー、キャラの配置って大事だな、と思った。

今までは対話といっても、せいぜいがステフをいじるくらいしかなかったわけど、同格ないしそれ以上のジブリールが対話の相手になることで空がホントに考えていることがストレートに表現されて、その分、シリアスなパートの展開が加速しているのがイイ。

ゲームそのものの攻略がどうこうというよりも、ゲームという状況とどう向き合うか、って話が主題のように思える。もっといえば、タイトル通り、ゲーム=ライフ、ってことで、だったら、日常をゲーム盤のように捉えることで、つまらないこともおもしろくしてやろうぜ、ってことを言ってるようにも見える。

今回の、愚王の「死に手」だって、そういう「人生はゲームである」というのが何代にもわたって綿々と継続されるからこその「犠牲」だよね。後続に託す、という意味で。

まぁ、今回についてはちょっと綺麗にまとめすぎてないか?って気もしなくはないのだけど、前回との対比での緩急を含めて、うまいな~、ここは素朴に感動しておいていいよなー、と思った。

半分を過ぎたところで、これも後半どう展開するのか、楽しみ。
こちらも化けるかもしれないw

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棺姫のチャイカ 第7話 『還らずの谷』

2014-05-22 14:13:30 | Weblog
なんか笑わずにはいられない回。

実はこの間、おもしろいから原作の方にも手を出し始めたのだけど、今回の内容、実際には3巻の内容なんだよね。で、前回の赤チャイカの方が4巻。

だから、まず、順番が変わっている。
その上で、今回の話は、結構、原作とは内容を変えてきている。
しかも、1巻分を1エピソードで終了。

なので、これ、映像化にあたってはかなり改変する予定なんではないかと思っている。

といっても、どっちもおもしろいから不思議w

今回だったら、原作の方では、英雄だった魔法使いは既に死亡していて、彼の魔法だけが延々自動的に作動していた、って話だったんだけど、映像のほうでは、そんなことはなくショボく存命。

そう思うと、実は、フレデリカの回も、かなり変えているんだよね。

ただ、ガズ皇帝の遺体の回収、という目的は変わっていないので、エピソード単位での入り口と出口はちゃんと一致するようになっている。

だから、なんだろうね、いわば「チャイカ」という名のゲームの別ルートが映像化されている、というのが正しいのかな。大筋は基本的に同じだけど、細部で微妙に違っている。でも、それが気にならない。

別バージョンというか。
なので、これは、かなりの良改変といえるのでは?

どうも、次回からはそれこそ別ルートに入りそうな感じがするし。

そういう意味で普通に楽しみ。

しかし、あんな幻想見せられて、しかもそれが他のパーティに覗き見されていて、その事実に気付かされたにもかかわらず、気持ちを即座に切り替えて目的完遂に向かうトールって、どんだけメンタル強いんだかw アレはちょっと感動するな-w

あとは、チャイカとジレットの三文芝居もw

それが幻想だと即座に気付かせるのに、チャイカが普通にセリフをしゃべっているように描くところも、地味に上手いと思った。

ということで、次回に期待。

いやー、この作品、かなりいいよね、地味だけど佳作。
もしかしたら、今後、しりあがりに化けるのかもw

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