前巻の感想の日付を見たら、2022年3月13日で、実にきっかり2年ぶり。
さすがにこれまでの内容の多くは忘れていて、特に冒頭のゼルコバとか全く思い出せなかった。
途中でハルが対戦相手だった・・・って語ってくれて、ああそうだったっけ?と思ったものの、全く思い出せないw
ということで、読み進めながら、ぼんやりとこれまでの話を思い出しつつの通読だった。
まぁ、それでも最後までちゃんと読ませてしまうのが、この作者の卓越したところなんだけどね。
実は、並行して『86』の13巻にも手を出しているのだけど、相変わらずの悪文・悪構成の連続で一向にページが進まないのとは大違いw
『86』の分かりにくさは、もはや犯罪級で、あれで出版するのって、よほど編集者が無能でないと出来ないことだと、逆に思ってきた。
それに比べて『AW』の読みやすいことよ。。。
まぁ、作中時間で半日しか経っていないのだから、そりゃ読みやすくもなるよな、とも思ったりw
で、そんなAWの27巻だけど、前巻の最後に登場した「第四の加速」世界であるドレッド・ドライブ2047からの闖入者とシルバー・クロウとの戦いから始まり、最後は、DD2047の「リンカー」たちとの「世界間戦争」が始まる、というところで終わり。
残念だったのは、300ページあるじゃんと思ってたら、本編は240ページくほどで、残りはブルーレイ特典小説の掲載という手抜きで、ちょっとムカついた。
まぁ、その内容が、DDの襲撃を最初に受けたニュクスと絡むから、一応、筋は通ってはいるのだけど。
とはいえ、これでまた2年も待たされるようなら、さすがにもう、これ、事実上の打ち切り枠のようなものだなと思っても来ている。
というのも、いきなりの「世界間戦争」によって、これまで少しずつでも着々と進めてきていたはずの「ブレイン・バースト世界の秘密の探究」が、無理やりこじ開けられるようになされるように思えたから。
ていうか、前巻からの新章って「第七の神器」編じゃなかったんだっけ?
それがいつの間にか、メタトロンたち七柱のエネミーwを守護する話に切り替わってしまったのだけど。
もちろん、その七柱が守っているのが神器なので、まったく無関係というわけでもないのだけれど。
でもなぁ、なんか体よく煙に巻かれている印象も否めない。
簡単に言うと、刊行の間が空きすぎて、物語の緊張感がもう完全に吹っ飛んでしまってるんだよね。
なんとなく主要キャラの振り返りもなされているけど、初期の登場人物を除くとほとんどイメージがわかないし。
ライトキューブやメインビジュアライザーといったBBシステムの詳細や、それを背景にした心意技の説明、あるいは、ハイエスト・レベルへのアクセス方法などの説明も、前巻までのおさらいでしかないし。
ハイエスト・レベルで七柱のエネミーたちと会談するホワイト・コスモスとか、もう完全に加速世界の行く末を知ってるよね?
てか、黒羽姉妹は、カムラ社との関わりからおそらくは「世界間戦争」を仕込んだ両者とか変わっているのだろうし。
そこで、気になるのが、今回、ハルが手にした写真。
きっと裏には彼の出生に関わる秘密が書かれているのだろうなあ、と。
これ、黒雪姫が神邑樒と関わりがあるとすれと、ハルユキのほうは、やっぱりアスナとの関わりがある、という関係じゃないのかな、って思ってしまう。
そのあたりのSAOとの関わりにどこまで踏み込んでいくかが、引き続き気になるところ。
あとは、いきなり出てきた「世界間戦争」が、どうしても「知性間戦争」を思い出させてしまうところ。
きっとこの2つも関係があるのだろうな。
ともあれ、メタトロンがいつの間にか、完全にヒロインムーブしているのが、逆に死亡フラグにしか見えないのがやばい。
メタトロンたちの実体が、ライトキューブの中の魂、というなら、要するに、メタトロンたちは、SAOで出てきたアンダーワールドの住人たちの末裔と考えるべきだよね?
アンダーワールドも加速世界だったから、ある意味、アンダーワールド人の未来形がメタトロンたち、ということでいいのかなぁ。。。
そのあたりを明らかにするために仕組まれたのが「世界間戦争」だと思うのだけどどうだろう?
・・・ということで、とりあえずの感想はここまで。
ちょっと前巻までをおさらいしたら、もう少し、AW世界の今後の展開とか考えて書くかもしれないけどねw
さすがにこれまでの内容の多くは忘れていて、特に冒頭のゼルコバとか全く思い出せなかった。
途中でハルが対戦相手だった・・・って語ってくれて、ああそうだったっけ?と思ったものの、全く思い出せないw
ということで、読み進めながら、ぼんやりとこれまでの話を思い出しつつの通読だった。
まぁ、それでも最後までちゃんと読ませてしまうのが、この作者の卓越したところなんだけどね。
実は、並行して『86』の13巻にも手を出しているのだけど、相変わらずの悪文・悪構成の連続で一向にページが進まないのとは大違いw
『86』の分かりにくさは、もはや犯罪級で、あれで出版するのって、よほど編集者が無能でないと出来ないことだと、逆に思ってきた。
それに比べて『AW』の読みやすいことよ。。。
まぁ、作中時間で半日しか経っていないのだから、そりゃ読みやすくもなるよな、とも思ったりw
で、そんなAWの27巻だけど、前巻の最後に登場した「第四の加速」世界であるドレッド・ドライブ2047からの闖入者とシルバー・クロウとの戦いから始まり、最後は、DD2047の「リンカー」たちとの「世界間戦争」が始まる、というところで終わり。
残念だったのは、300ページあるじゃんと思ってたら、本編は240ページくほどで、残りはブルーレイ特典小説の掲載という手抜きで、ちょっとムカついた。
まぁ、その内容が、DDの襲撃を最初に受けたニュクスと絡むから、一応、筋は通ってはいるのだけど。
とはいえ、これでまた2年も待たされるようなら、さすがにもう、これ、事実上の打ち切り枠のようなものだなと思っても来ている。
というのも、いきなりの「世界間戦争」によって、これまで少しずつでも着々と進めてきていたはずの「ブレイン・バースト世界の秘密の探究」が、無理やりこじ開けられるようになされるように思えたから。
ていうか、前巻からの新章って「第七の神器」編じゃなかったんだっけ?
それがいつの間にか、メタトロンたち七柱のエネミーwを守護する話に切り替わってしまったのだけど。
もちろん、その七柱が守っているのが神器なので、まったく無関係というわけでもないのだけれど。
でもなぁ、なんか体よく煙に巻かれている印象も否めない。
簡単に言うと、刊行の間が空きすぎて、物語の緊張感がもう完全に吹っ飛んでしまってるんだよね。
なんとなく主要キャラの振り返りもなされているけど、初期の登場人物を除くとほとんどイメージがわかないし。
ライトキューブやメインビジュアライザーといったBBシステムの詳細や、それを背景にした心意技の説明、あるいは、ハイエスト・レベルへのアクセス方法などの説明も、前巻までのおさらいでしかないし。
ハイエスト・レベルで七柱のエネミーたちと会談するホワイト・コスモスとか、もう完全に加速世界の行く末を知ってるよね?
てか、黒羽姉妹は、カムラ社との関わりからおそらくは「世界間戦争」を仕込んだ両者とか変わっているのだろうし。
そこで、気になるのが、今回、ハルが手にした写真。
きっと裏には彼の出生に関わる秘密が書かれているのだろうなあ、と。
これ、黒雪姫が神邑樒と関わりがあるとすれと、ハルユキのほうは、やっぱりアスナとの関わりがある、という関係じゃないのかな、って思ってしまう。
そのあたりのSAOとの関わりにどこまで踏み込んでいくかが、引き続き気になるところ。
あとは、いきなり出てきた「世界間戦争」が、どうしても「知性間戦争」を思い出させてしまうところ。
きっとこの2つも関係があるのだろうな。
ともあれ、メタトロンがいつの間にか、完全にヒロインムーブしているのが、逆に死亡フラグにしか見えないのがやばい。
メタトロンたちの実体が、ライトキューブの中の魂、というなら、要するに、メタトロンたちは、SAOで出てきたアンダーワールドの住人たちの末裔と考えるべきだよね?
アンダーワールドも加速世界だったから、ある意味、アンダーワールド人の未来形がメタトロンたち、ということでいいのかなぁ。。。
そのあたりを明らかにするために仕組まれたのが「世界間戦争」だと思うのだけどどうだろう?
・・・ということで、とりあえずの感想はここまで。
ちょっと前巻までをおさらいしたら、もう少し、AW世界の今後の展開とか考えて書くかもしれないけどねw