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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

鬼滅の刃 柱稽古編 第8話 『柱・結集』 感想: これは燃える展開だが、しかし、無限城編は映画三部作なの? とりあえず第1作はいつ?

2024-07-01 21:28:24 | 鬼滅の刃
わかってはいたけど、お館様の覚悟が常軌を逸していて、無惨様でなくとも鳥肌が立つ。

いや、最初は産屋敷邸の爆破、いくらなんでもスローすぎじゃない?って思ったのだけど、爆破の範囲があれほどまでに広域となると、そりゃ、種火の爆発はスローでないと爆破規模がわからないよね。

実際、あの城が全部落とされたような惨状を見て、集結した柱たちは、完全にブチ切れていたわけだし。

いやー、あの爆破以降のシークエンスはどれもこれも熱量があって、やられたw

で、珠世さんだよ。

あの珠世さんの奇襲があればこそ、最後に炭治郎が勝利を掴むことを思うと、お館様の策の重ね方がずるくて凄い。

だって、あの流れだと、

産屋敷邸の大爆破(無惨の爆殺)
→珠世の奇襲(血鬼術による足止め)
→岩柱の強襲(無惨の頭を爆破)

って流れで、3番目の岩柱の強襲こそが狙いって、初見では思うじゃん。

でも、本命は珠世さんの奇襲なんだから、作者の物語構成術は侮れない。

実際、岩柱の強襲は、お館様が言っていた、無惨は陽の光でしか倒せない、という仮説を証明して、これから始まる夜明けまでの持久戦をいかにして戦うか、という戦略に移行するから。

つまり、鬼殺隊としては、無惨を足止めして朝日さえ迎えられれば勝機はある、と、一応、未来に希望を持てる。

ただ、そう思ったそばから、無惨は、ベベベン!と琵琶を鳴らさせて無限城という、ラストダンジョンを現出させてしまうのだからズルい!

ていうか、この流れ、UFOの映像でこうしてみると、状況的には絶望的だけど、ミル側のエンタメとしては、一気にダンジョン攻略になって、テンション上がる仕掛けになっていてビックリだよ!

つまり、物語の流れ的には、無限城なるラストダンジョンを攻略しつつ、無惨をなんとか逃さずに拘束し、どれだけ鬼殺隊に犠牲が出ようが、夜明けを迎えられば俺達の勝ち!という、勝ち筋が出来上がるから。

そうした戦略上の目標を明確に設定したうえで、上弦の月vs柱、の戦いが複数しょうじるのだから、そりゃ、原作からして読み応えがあったはずだよね。

だってここからの流れは、まさに怒涛の展開だから。

なので、むしろ気になるのは、その怒涛の展開を、三部作にするのが、吉と出るか凶と出るか、ということ。

劇場版ってその意味では、結構冒険のような気がする。

無限列車編は、劇場版だけで完結しているからこそ見ごたえがあったわけで。

あのようなテンションが、間があくことで保てるか。

本当は、毎週少しずつでも一年くらい連続で、とにかく途切れることなく放送されたほうが良かった気もするけどね。

なぜなら、途中で志半ばで死んでいく柱たちの記憶が、三部作だと薄れてしまうように思うから。

そこは、やっぱりノリとしての連続性が重要だと思うんだよね。。。

100分前後の尺で、半年に一回くらいのペースでやってくれるのが理想だけどなぁ。

それぞれの間が1年以上あくと、さすがに間延び感が拭えないから。

その場合、絶対新作を見る前に旧作を見ることになると思うのだけど、多分、そこで前作の内容を確認することが、怒涛の展開の「怒涛」の部分を損ねてしまうように思うんだよねぇ。。。

でもまぁ、無限城での戦いに期待を寄せたくなるのも事実なので、まずはとにかく第1作目を、年末のクリスマスにはやってほしいな。

理想は10月くらいだけどw

といっても、第1作は、覚醒した善逸の活躍が中心になるのだろうけど。

早く、黒死牟戦を見たいなぁ。。。
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